Happy 55th Birthday

絶対に忘れないバースデー

今日、４月２９日はJerry Seinfeld（ジェリー・サインフェルド）の誕生日です。日本では祝日に当たるので、絶対に忘れないですよね…ハイ

Jerryは誕生日を迎えるにあたって、the Statue of Liberty-Ellis Island Foundationからa family heritage awardを授与されることになりました（？…ま、そういうことですわ）

記事によれば、SEINFELD（となりのサインフェルド）を観た人なら、JerryのルーツはNYだということは疑いがないだろうが、実際、彼の先祖もエリス島から入国していたことが分かったのだそうです。NT Timesと件のfoundationが、当時の乗船名簿、帰化申請書類、国勢調査を綿密に調べたところ、Jerryの祖父に当たる人は1903年に15歳で現ウクライナからエリス島にやってきた移民だったことが判明したとのこと。

祖父のSimonさんはウクライナで仕立業をして生計を立てていたそうです。ここまで聞くと、FIDDLER ON THE ROOFのMotelを思い出すのは私だけではないはずだ（？）白樺の林を
“Wonder of wonders, miracle of miracles-
God took up Daniel once again…”
と歌いながら駈けていたんでしょうかね～

Simonさんは、既にアメリカに来ていた身元引受人の叔父さんが現れるまでエリス島の施設にとどまり、やがて一緒に、当時ユダヤ系移民が多く住んでいたロワー・イーストサイドに移り住み、ブルックリンで魚の行商をしながら生計を立てていたそうです。

Jerry自身も「こういう話を聞くと、真面目にならざるを得ない」と言っております。「だって、こういうのってGODFATHER　part2tとか…そういうドラマの世界だけの話みたいでしょ。今の時代に聞くと、あまりにベタ過ぎて、本当にあった話だということを忘れているよ」そして、15歳で単身ウクライナからアメリカにやってきた祖父の自立心には驚きを隠せないようです。「今なら、ディズニーランドでも子どもを一人で移動させたりしない」（はいはい）

さて、この授与式には、Jerryの93歳のお母さんと100歳の叔母さんも出席する予定だそうです。御長寿の家系のようで何よりです…


ちなみに、私のおじいさんは日露戦争で戦ったというと、周囲の人はみんな驚きます。