「サインフェルドを子どものバースデー・パーティーに招待するな!」
昨年末、David Letterman Showに出演したJerry Seinfeldが明らかにしたのは…
最近、この番組で物議を醸す発言の多いJerry(奥さんの料理本剽窃疑惑騒動とか)なのですが、この日は、Letterman氏が3人の子どもの父親であるJerryに「子どもの友だちのバースデー・パーティーに招待されたりすることあるの?」と振ったところから話が始まりました…
まず、Jerryは「子どものバースデー・パーティーなんて意味が分かんないし、楽しいと思ったことなんて一度もないし、そこでやっていることなんて、全部ムカつくことばかりだよ」
「だいたいさぁ…あんまり大きい声じゃ言えないけど…よその子って、みんな『んん~、この子…ちょっと普通じゃないんじゃない?』なんて思わない?で、嫁に『あの子の頭の形、あれでいいのかな?』なんてこっそり言ったりするんだよ」
ハハハ…
いきなり笑わせてくれますね。子どものいるカップルなら、みんな「思い当たる」ふしがあるはず…一度や二度はこういう会話をしているはずですよ。「とんでもない!よそのお子さんのことを、陰でそんな風に言ったことなんてありません!」という方がおられたら名乗り出ていただきたい(笑)
そして「当の子どもたちなんて、何でみんな集まっているんだか、意味分かっていないでしょ?」から「だいたい、ピニャータ{プレゼントのお菓子などが入ってくす玉}って…あれが出てきたら雰囲気がぶち壊しになるよね」と、今度は「小物攻撃」になってきます。
「子どもの肩を持って『あなたは五歳になったんだから、あの作り物のロバさんを無分別にぶちのめすのよ!そして中から出てきたものを鷲づかみにして、ロバさんの前で食べてみせるの!いいわね!?』なんて、たきつけるわけで」「そのうちに、壁に掛けてある家族の写真を使ってロバさんのシッポのゲームを始めたりしてね」
もうひとつ、子どもの誕生日の「必須アイテム」と言えばbouncy castles(これ、日本語で何と言うのかな?…空気で膨らませた遊び道具みたいなもの)
Jerryに言わせれば「あれって、空気で膨らむ、持ち運び可能な、ヘンな子どもの収容施設みたいなもんだよ。うちの娘は、あれで遊んでて腕を骨折したよ」「あれって…前に入り口があって、そこから子どもを押し込んで…で、親があちらを向いているうちに、子どもはその中で本性を現すわけ。親がそこから出すころには、子どもたちは完全にイッちゃってて…で、車に押し込まれて、チャイルドシート・またの名を拘束衣を着せられて家へ送り返されるんだ」
Jerryの「子どもネタ」は可笑しい!
なんて言うか…Jerry自身が、「非常に子どもっぽい」側面を持っているんで、子どもの世界の不条理を突っついていても、自身の内面と共鳴してるかのように聞こえてしまって、そこがまたバカバカしくて笑える。これ、同じことをLarry Davidが言っても、全然可笑しくないと思う。
しかし、Jerryの子どもたちって、みんな(奥さんにはあまり似ていなくて)Jerryにそっくりで可愛い!!きっと、彼もこんな顔してたんだろうな~
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