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映画「舞妓 Haaaan!!!」。
ねらいは面白いんだけどね…
高校の修学旅行以来「舞妓ヲタ」になった男のハチャメチャ・ストリー。
ま、大笑いできたのは最初のネットのサイトで「宿命のライバル」となる男とバトルを繰り広げるところぐらいだったかな。主人公の阿部サダヲのテンションって、なんとなく「2ちゃんねる」な感じ(笑)雰囲気が顔文字だったり、意味不明な漢字だったり。だから、ネットのネタはとても面白かった。
阿部サダヲは大熱演していたのだけれど、「語り」がどっちに向いているのか中途半端な場面が目立ったのと(お笑い芸をまんま映画に持ってきても…と感じる場面が目についた)、せっかくの「言葉遊び」「小ネタ」がほとんど生きていなかったところが残念でした。
途中、今は亡き植木等さんがほんの数分登場しましたが、さすがに植木さんでした。なんでもない「お約束」な駄洒落なのに…感動ものでしたね。
一番痛かったのは、留置場のシーン、堤真一に真実を告げられて…どういうリアクションになるのかと「期待」したんですが~あまりに寒かったですよ。(家に帰りたくなりました)でも、このあたりが限界なのかな…って気がしました。
俳優さんたちには「小ネタ」「言葉遊びネタ」を扱う「技量」を更に磨いてほしいと思いましたね。(派手な立ち回りは十分に面白かったから)
あとはジャパネスクな衣装やセットの色遣いは美しくて目の保養になりました。日本の舞踊は細かく繊細な動きが多いので、ミュージカル風味にしても、どうしても「洋モノ」の華やかさには負けてしまう気がするのですが、それでもこういう試みは面白いと思います。
あと、阿部氏にはもっとしっかり踊ってほしかったですね。「素人っぽさがウケル」に甘えていたら、いつまでたっても世界に通用するエンターテインメントは生まれません。(声を大!)
それでも、こういう感じの日本映画がどんどん作られればいいと思います。
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