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And This Is Not Elf Land

Sugar, Sugar (BEE MOVIEサントラから)

いきなり歌います~♪

Sugar,
(チャ・チャ・チャァチャン)
ah honey honey
(チャ・チャ・チャァチャン)
You are my candy girーーーl
And you've got me~ wanting you.

Honey,
(チャ・チャ・チャァチャン)
ah sugar sugar
(チャ・チャ・チャァチャン)
You are my candy girーーーl
And you got me~ wanting you



この曲、「一定年齢以上の」人には大変懐かしい、バブルガム・ポップスの決定版「シュガー・シュガー」(アーチーズ)です。

これ、BEE MOVIE(ビー・ムービー)のサントラに入っていて懐かしいやら、びっくりするやら…

っていうか、わたくし「サントラ盤」にはてっきりJerry Seinfeld(ジェリー・サインフェルド)など主要キャラの台詞の声が入っているものとばかり思っていたのですが、実際には「BEE MOVIE組曲」と言ってもいいような、オーケストレーションの美しい「まともな」曲が15曲入っておりました。

中には、もちろん、公式サイトやトレーラーで既に耳にしたことがあるメロディーもありましたが。蜂のbuzzを連想させるような独特のリズムと浮遊感のある曲とか、どっかで聴いたようなパロディーめいたメロディーとか、ヒップホップ調もあったりで、とにかく、どの曲もけっこう良く作られていて、リラクゼーション音楽としてBGMに使ってもいいような感じですよ。(欲を言えば、もっと「生音」で聴かせてくれてもよかったのに)

で、このサントラにはポピュラーソングが2曲入っていて、それがSugar, SugarとHere Comes The Sun。後者のビートルズ・ナンバーについては、Jerryがインタビューで「Sheryl Crowがロンドンのアビー・ロード・スタジオで録音した」と話していたのを事前に読んでいましたが、Sugar, Sugarの方はまったくの予想外でした。

で、曲を聴いた限りでは、そんなに古い感じがしなかったので「カバーかリミックス?」と思ったんですが、これ…確認してみると、アーチーズのオリジナル(69年の大ヒット)そのままなんですね~。いやいや…バブルガム・ソング恐るべし…まったく古さを感じさせないよ!

とか何とか言ってますが…実は私、この曲は「1910フルーツガムカンパニー」の曲だと思い込んでおりました。で、「アーチーズ??そーいや、そんなグループもあったな…」と。

調べてみると、この「アーチーズ」というのはThe Archie ShowというTVマンガのキャラクターで構成されたバンドということになっていますが、実際にはスタジオ・ミュージシャンばかりで構成された実体のないバンドでした。で、リード・ボーカルを取っていたRon Danteは翌年、日本でも大ヒットした「トレイシー」(カフリンクス)のボーカルでもあったんですね。(言われてみれば、声が同じだよ)今見ると、このRon Danteってけっこうカッコいいし、顔出せばよかったのに…なんて(笑)

あの時代は、アーティストたちのオリジナリティーが求められた一方で、スタジオ・ミュージシャンたちの職人芸の粋を集めた良質のポップスも作られていたのです。

BEE MOVIEの中でどのように使われているのか、これまた楽しみですね~
まさに、この映画にぴったりの曲ですよ
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