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And This Is Not Elf Land

Frankie Valli & The Four Seasons @ Beacon Theater

3月19日、ニューヨーク、アッパーウェストサイドのビーコン・シアターで行われたフランキー・ヴァリ&ザ・フォーシーズのライブに行ってきました。

ニューヨーク市でのライブは翌日20日の同会場、21日はブルックリンの劇場と3日連続で行われまして、ニューヨークのファン達にとっては興奮の3日間となりました。私にとっては日米合わせて4回目のライブで、1年2ヵ月ぶりの彼らの生サウンドに酔いしれました☆☆

できればブルックリンのライブにも行きたかったのですが…ライブ終了後(10時半ぐらい)にブルックリンのダウンタウンから地下鉄で帰ってくるというのは、いくら私でも、どうシュミレーションをしてみても無理(>_<)車を借りていくとか、ボディーガードのような殿方と一緒に行くのでなければ難しいかな~ということで、19日のライブのみ、になりました。

ビーコン・シアターというのは、トニー賞授賞式が行われたことがあったり、またローリング・ストーンズのここでのライブをスコセッシが撮って映画化されたこともあって、一度は行ってみたい劇場でした。1928年に建てられたという劇場内部は、ギリシア神話の女神たちの美しい装飾が施されていて、思わず目を奪われてしまいます。


さて、ライブの方は…まず何よりも、若年層の観客が多いのが印象的でした。ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」の客層と比べても、随分若い人が多い…でも、これは良いことですよね。アッパーウェストサイドというのはニューヨークの中でも富裕層が住んでいる地区であり、おそらく近隣に住んでいると思われる家族連れ(パパ、ママ&子どもたち)も多かったですね。20代のグループも目立っていました。

ライブのセットリストはどっかに載っていると思うので省略f^_^;

曲構成はこれまで私が見たライブとだいたい同じ。2012年にブロードウェイのショーとして行われたものはインターミッションもありでしたが、今回は東京公演と同じく、休憩無しで歌いつづける形でした。

一番感動したのはThe Nightが生で聴けたことです!この曲が聴けたってことだけでも、ニューヨークまで行った甲斐があったってもんです(!)

まず、フランキー氏がモータウン契約していた不遇の時代について語り(このあたりの話は鳩サブロー様からよく聞いていたので、実際にフランキー氏の口から語られるのを耳にするというのは…なんとも不思議な(^-^)感じがしました)「本来ならこれはヒット曲になるはずだった」と…

今聴いても、心地よい緊張感にあふれた素晴らしい曲。日本人好みのメロディーラインでもあるし…一昔前なら、「ドラマの主題歌→大ヒット」というコースをたどってもいい曲ですよね…(今もぜひ)また、映画「ジャージー・ボーイズ」のヒット以来、日本でもフォーシーズの音楽に興味をもたれる方も増えてきているようですが、ミュージカルでは使われていないこの曲にも注目が集まればなぁ~と思います。

フランキー氏は、地元でのライブということで、日本公演にはない、お茶目でやんちゃなジャージー・ボーイな素顔も覗かせたりなど、終始リラックスした雰囲気。2012年のブロードウェイのライブでも、小さいときに初めて家族に連れられて行ったシナトラのコンサートで話題になると「女性のあんなに凄い叫び声を聞いたのは初めてだった」と話し、観客に叫ぶように促して盛り上げましたが、今回は「あのときは、あんなたくさんの花がステージに投げられるのを初めて見たよ」と言いながらステージをキョロキョロ…すると、うまい具合に最前列のファンが花束を手渡してフランキー氏も満足した様子でした(^-^)会場も大盛り上がり。

また、Spanish Harlemなど曲によっては手拍子を促されるのだけど、ビーコン・シアターの観客はなかなかやらないんですよね、これが…!確認してみると(?)同じ列で手拍子してるのは私を含めて3人ぐらい(^^;…東京では会場が一つになって手拍子したんだけどな~あっちの人たちってホントに「せぇの」で、皆同じことをする、ってのが性に合わないんでしょうかね。

なんか、東京公演の暖かい雰囲気が懐かしくなって、また来日してくれないかな~と思ってしまいました。

ぜひぜひ、実現してほしい。
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