しばらく釣りネタの投稿をしていなかったけど、釣りに行ってなかったわけじゃなくって、メバルやカサゴといったお昼休みの癒し系の魚は相変わらずコンスタントに釣っているのじゃが、こんなの投稿しても誰の役にも立たないだろうからと結局何もせず今に至るって感じ。
っで、近頃は干潟のクロダイをカニ餌で釣るのがマイブームとなっています。
使ってるタックルは6フィート半の振り出しベイトロッドにプロマックス3をセット。8ポンドフロロラインに土肥富の環付きステンレスフックを直結してチモトにガン玉というシンプルな構成。
命名するとすれば「ライトタックルキャスティング前撃ち」とでも呼びましょうか(笑)。
餌に使うカニは現地調達するので潮が引いた時間にしか釣りに行けないのが難点。
まあ死んだカニでも釣れるのでたくさん捕っておいて冷凍しておいても良いのじゃが、やはり生きたカニの方がアピールが良いような気がして、活きの良いカニを現地調達しておる。
餌のカニは釣具屋でも買えるのじゃが、釣具屋で売っているカニはワシの用途には小さすぎる。
とにかくでかいクロダイを釣ろうと思ったらでかいカニですよ。最低でも500円玉サイズ。
でかいカニは重さもあるのでクロダイが見えない場所では沖に遠投することもできます。
潮の干いた護岸下に降りて石をひっくり返して大きめの雄カニを捕って針を刺してクロダイを探しながら干潟を歩いて良いサイズのクロダイを見つけたら投げるって案配。
ただし雌のカニはどんなに大きくても捕りません。雌は子孫をたくさん産んでもらわんといけんからね。
何度も同じ場所へ通っていると、どのあたりで大きめのカニが捕れるかもわかってきて、しかもカニって一回脱皮すると1.5倍くらいに大きくなるので、うまくローテーションすれば餌の調達に困るようなことは起こらんじゃろうと思っておる。
しかしまあ、餌だからバカスカ釣れまくるかというとそうでもなく、ルアーやフライで狙うときと同様にストーキングが下手だと投げる前に逃げられます。
うまく投げれたとしても着水音で逃げられたりラインが水に触れた時の波紋で逃げられたり、ルアーで釣のと何ら変わらんね。逃げんでも無視されることも多く、釣果的にはルアーで釣るのと比べてちょっとだけ多く釣れるって程度じゃね。
結局はトップでもボトムでも反応しないクロダイがいた時に、試しにカニ投げてみるかって感じで始めたことなのじゃが、そういうクロダイはカニにもなかなか反応してくれんのよね。
カニが一番威力を発揮するのは少し水深がある場所の構造物際とか護岸際でコンクリートについたフジツボやカキを囓ってるクロダイ。こいつらはルアーではなかなか振り向かせることが難しいのじゃが、カニなら1mくらい離れた場所に落としても平打ちしながら沈んでいくカニを食ってくる。
なので、潮が高くなってきて護岸上に戻る際にカニを数尾キープしておいて、帰り際のお楽しみでこういった護岸際のクロダイと遊ぶのもオプションで有りです(笑)。
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