人口
広島県:270万人
広島市:119万人
8月4日までの累積の感染者数
広島県:1.2で万人 人口の0.44%が感染済み
広島市:0.8万人 人口の0.67%が感染済み
これらの方々は病院で治療中であったり自宅療養されていたり,既に治療を終えて退院されていますので,この方々から感染が広まることは有り得ません。
そもそも累積感染者数については,集団免疫が獲得されたかどうかの評価の際にワクチン接種率とともに用いるくらいで,あまり意味のある数値ではないでしょう。
8月4日の新規感染者数
広島県:114人 人口の0.0042%(人口10万人あたり4.2人)実効再生産数1.567
広島市:46人 人口の0.0039%(人口10万人当たり3.9人)
実際に町中にどれくらいの無症状感染者が出歩いているのかを想像してみると,広島市では1万人に1人もいないわけで,街中で感染を受けるリスクは思ったほど高いものではなさそうです。家庭内での感染が最も多いという現状もこれを表しているのでしょう。
とはいえこれはあくまでも計算上の話なので,通勤バスや電車で隣に立っている人が感染していない保証はありません。感染防止策は引き続き必要でしょう。
ワクチン接種の実態を見ると,私が住んでいる広島市でも7月末から64歳以下の住民向けの予約受付が始まりましたが,私のかかりつけの病院では,配布済みのワクチンは既に予約で埋まっているらしく,その接種が終わるのが盆過ぎで,次のワクチン配布がいつになるのか先行き不透明なので新たな予約の受け付けができない状況だそうです。
まあ,ファイザーもモデルナもアストラゼネガも副反応だ何だでいろいろと問題があるようなので,急いで接種を受けるよりも安心できる国産ワクチンの承認を待った方が賢明かもしれませんね。
ここで注意したいのが,ワクチンを接種したからと言って感染を受けないわけではないということ。ワクチンに感染予防の効果はなく,ワクチン接種の目的は発症予防と症状の軽減であり,その有効率も100%ではないので,ワクチン接種率が100%になったとしても感染者は出続けます。ワクチン効果によって症状の現れない感染者も増えますので,感染防止対策を怠るとこういった方々からの感染がさらに増えてくることになります。結局のところコロナ禍から抜け出すには画期的な特効薬の登場が必要ということになるでしょう。
人の命を脅かす疾病は新型コロナウィルス感染症だけではありません。
自分自身の行動を振り返り,自分に何ができるのかを考え,それ行動に移すことで,医療崩壊を少しでも先延ばししたいですね。
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