今朝、シンビジウムの手入れをしていると、ミニサラーの鉢にシンビジウムと違う何やらどこかで見たことのある葉が・・・
ありゃ?これはシランの葉じゃないかいね。
我が家では毎年シランがたくさん咲いていくらか結実する花もあるのじゃが、風に吹かれた種がシンビジウムの鉢に着地してうまく育ったのじゃろう。
通常ランの仲間の種は栄養分を持っていないことから自力で発芽できず、ランに共生するカビから栄養分をもらって発芽します。カビの増殖が足りなければランは栄養分をもらえないため発芽できず、カビの増殖が速すぎればランの種はカビに蝕まれlpれまた発芽できません。つまりランは種から増殖することは極稀で、離れたところへ突然ランが生えるってのはネジバナ以外ではまずお目にかかることはありません。
そういう意味で、実生株というのは非常に貴重なんですね。
早速ミニサラーの鉢から引っこ抜いて別の鉢に単独で植え替えました。
普通株からの実生なので突然変異はたぶん起こらないでしょうけど、それでもなんだかわくわくしますね。
それにしても何年もほったらかしだった鉢なので何年前に飛んだ種が発芽したものなのか全然見当付きません、そして花が付くのにあと何年かかるかもわかりません。とりあえずシンビジウムがシランの発芽床として使えるというのはいい発見でした。
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