これまで湧別原野オホーツク100kmクロスカントリースキー大会でCANMOREのGT-730FL-Sを使ってGPSログを何回か取りましたが、今回は夏にせっかくスマホに機種変更したわけだし、このスマホのGPS機能を使ってログを獲れないかということでGPSロガーアプリを探し、無料で使える山旅ロガーというアプリを見つけました。
山旅ロガーはログの記録間隔を長く取ってその間バッテリーの消耗を押さえるという山歩き等の低速移動に特化しているのが特徴ですが、auスマートパスからインストールできるゴールド版は自動車による移動を考慮した連続記録(とはいえ最短1秒間隔)にも対応しています。
っで、早速インストールして使ってみました。
記録は職場の裏山で、とりあえず樹間での感度やカーブの再現性を見る目的で、自転車(最短)モードに設定して徒歩でログ取り。
結果、常緑樹の樹間帯でも十分に衛星を補足しているようで感度は申しぶんないのですが、自転車(最短)モードでも記録間隔が広すぎてカーブがうまく再現できない部分がありました。帰路に徒歩(15m)モードで測定して比較してみたところ、自転車(最短)モードの方がうまく取れている場所もあれば徒歩(15m)モードの方がうまく取れている場所もあり、結局のところ記録のタイミングがカーブの頂点付近に合うかどうかで最終的な再現性が変わってくるということなんでしょうね。やはり連続記録にはかなわないか?
っで、次に通勤帰りの自動車での移動の際に詳細(3秒)モードで連続記録してみました。
これはさすがにきれいに取れました。きついカーブやループ橋、長いトンネルの出口で少しログが暴れますが、GT-730FL-Sよりも暴れが少なく再現性が高いように感じます。
クロスカントリースキーだと渋滞した登坂は徒歩程度のスピードですが降坂では一気に自動車並みのスピードになるのと、小さな上り下りの繰り返しもあるので、こういった変化を捉えることのできる連続記録の方が良いような気がします。問題は連続記録した際のバッテリーの消費。湧別大会でのこれまでの最も遅いゴールは8時間台なのでバッテリーはせめて9時間保ってほしい。
っで、次にどの程度バッテリーが消耗するかについて、スマホを満充電した状態から通勤の1時間を詳細(3秒)モードで連続記録させてどこまで減るかを測ってみたところ、意外にも1時間で6%しか使用していませんでした。ということは9時間=54%のバッテリーが消耗されるということになりますので、詳細(3秒)モードで連続記録させてもゴールまで十分にバッテリーが保たれそうですね。
ちなみにスマホは京セラのトルクG02です。バカでかい重たい筐体は伊達じゃないですね。でかいバッテリー入ってるもんね。アウトドアでの長時間使用をよく考えてあります。
山旅ロガーにはログ取りだけでなく簡単なログ編集機能があって、複数のログを結合させたりログを間引いたり、ログの不要な暴れを取り除いたり(完璧に取り除かれるわけではありませんが・・)なかなか優秀です。
GPS機能付き腕時計とかの購入も考えていたのですが、とりあえずはスマホ+山旅ロガーの組み合わせで良さそうですね。
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