久々に鎌倉に行きました。
去年の10月11日(日)以来の訪問。
出発が遅くなった上に、相模大野では江ノ島方面の急行が出発したばかり。
各駅停車が2本続き、その間に特急列車も有り、きゅこうは更にその後。
各駅停車は特急と急行に抜かれるので、急行の到着時間が片瀬江ノ島に到着する最速の時間か・・・。
「到着が随分遅くなってしまうなぁ~」
「あ~ぁ」と、落胆していたら、ユキさんが
「お金は出すよ!ロマンスカー(特急)に乗って行く?」
と言った。
と言う訳で、今日はプチ贅沢でロマンスカーでの「いざ鎌倉!」へ。
写真は車窓の窓枠で記念撮影をするミニペン太達です。
因みに相模大野江ノ島方面へのロマンスカーは、大和、藤沢、片瀬江ノ島が停車駅。
何れも特急料金は縁¥300でした。
江ノ島方面の行き来でロマンスカーに乗るのは人生初。
乗っている時間が短いからね。
でも、特急に乗るのは、何だかワクワクするなぁ。
久々にかきやさんでの昼食。
カンパチの焼き定食と¥1,100と真鯛の焼き定食¥1,150.
何時も通り美味しかったなぁ。
庄虎さんで魚のフライを買っていこうと思ったのだけれど、シャッターが降りていました。
定休日じゃないのだけれど・・・。
お肉屋さんでコロッケを購入して鎌倉へ。
今日は国宝館等の博物館に行こうと思ったのだけれど、
「13仏巡りで、1つでも良いから廻りたい」
と言う事なので、覚園寺に行く事にしました。
途中台湾リスに遭遇。
鎌倉だと普通に遭遇するもんなぁ。
一帯にどの位生息しているのかなぁ?
「相模川を渡り、丹沢に辿りついた時点で、取り返しの付かない事態になる」
と言われているけれど、外来種である台湾リスの問題の大きさを感じるなぁ。
覚園寺は、鎌倉宮から左折し、その道の奥に有るお寺。
手前右側に天園(てんえん)ハイキングコースの入口が有りますが、観光客は覚園寺に行く人とハイキングコースに行く人以外は通らないので、観光客が少ない静かな場所です。
27年か28年前に1度行っているのだけれど、大分記憶が曖昧なんだよね。
山門を見ても
「こんな感じだったっけ?」
と言う感じ。
山門をくぐって境内に。
「う~ん、こんなだったかなぁ?」
此処までは自由には居れますが、奥に行くには有料(¥500)で、決められた時間に行われる案内の方と共に行かなければなりません。
「案内は大体50分」とおっしゃっていましたが、きっかり50分でした。
1時間おきに案内の受付が行われるので、ピッタリでした。
黒地蔵の縁日の日は、午前0時から正午まで開放されるそうで、じっくりとゆっくりと境内を参拝できるとの事。
自由参拝の部分には愛染堂があり、其処には愛染明王(あいぜんみょうおう)、阿閦如来(あしゅくみょらい)、鉄造の不動明王坐像が鎮座しています。
鉄造の不動明王は、大山に有る大山寺の不動明王を作る際、小さいサイズの物を試作した際の物と説明されました。
阿閦如来は、鎌倉13仏の1つ。
茅葺の薬師堂は、なかなか珍しい造りの建物。
そう言った柱の造りや配置などの説明もして戴けます。
木造の薬師坐像と左右に月光菩薩、日光菩薩坐像が鎮座しています。
左右の斜め後ろには、廃寺になった他の寺院(理智光寺)の本尊で、其処から移された阿弥陀如来坐像や12神将像等が鎮座しています。
個人的には、この三尊像が心に強く残ったなぁ。
堀の細かさもさることながら、なにか圧倒されるような、その包容力に包み込まれるような・・・。
何だろう。
何か心の奥底に強く感じる物が有った訳です。
その他に移築された古民家の見学と説明、菩薩像が安置されているやぐらの説明、黒地蔵と呼ばれる地蔵菩薩像が安置されている地蔵堂の案内、紅葉が美しいという境内の庭の木々の話等を聞く事が出来ました。
前回は案内の時間迄に結構待った記憶が有ります。
どんよりと曇った薄暗い中、境内で延々と待った記憶が有ります。
やぐらと幾つかの建物の記憶、先を歩くお寺の方と、其れに続く我々一行…という記憶がぼんやり。
非常に分かり易く、説明も詳細で親しみやすい物でした。
こう言う参拝もよいですね。
でも、気になる場所、仏さまの前でもっと時間を過ごしたかったなぁ。
黒地蔵の縁日の日に行くと、そう言う事も可能なのかな?
今回の旅に同行した『すみっこ暮らしのペンギン?』である「ミニペン太のトリオ」。
学生服は『部活シリーズ』で、応援団かと思ったら「帰宅部」との事。
眼帯は『マリンシリーズ』で「海賊」。
読書はジョナサンで手に入れたガチャガチャだったかな?
ペン太トリオの遠足として、今後も出来そうだね。
覚園寺手前の天園ハイキングコース入口の石仏。
下の方に三猿が刻まれた物は、庚申塚ですね。
この庚申信仰は、猿は庚申の遣いと考えられ、申の日には、その人の行いが猿によって伝えられてしまうと言う物。
眠っている間に伝えられるという事なので、その日は寝ずに世を過ごしたそうです。
そして、悪い行いを伝えられては困るので、それは猿は「見ない、聞かない、言わない」でくれという願いが込められた石仏との事。
今の日本では失われた信仰や習慣、慣習だけれど、何だか長閑で良いなぁと。
月待ちの日や庚申信仰等も、信仰と言っても、庶民の楽しみで有った部分が大きい。
世知辛く、何事も効率重視で競争社会で厳しい世の中だけれど、こう言った皆で生き抜きをしたり、手を休めるのって大切だよなぁ。
帰りに鎌倉宮でトイレ休憩。
ユキさんがトイレに行っている間に、1人でフラフラと散策をしていました。
結婚式を行う事も出来るんですね。
社務所に「〇〇家 ●●家 結婚式会場」と記された物が有りました。
ミスドでお茶、夕飯は相模大野の夢庵でした。
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