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招き猫とカレーの旅 ~三軒茶屋~豪徳寺 散策記~(2012.2.25(土)雨、曇り)

2012-02-25 22:53:57 | 街・観光地編2012

 『招き猫とカレーの旅 ~三軒茶屋~豪徳寺 散策記~(2012.2.25(土)雨、曇り)』

 ゆきさんと三軒茶屋と豪徳寺を散策した。
私は懐かしい場所で、大学時代によく歩いた場所である世田谷通りを歩いたり、世田谷線に乗ったりと、昔を思い出したり、『あの頃との変化』を見てこようと言う行程だった。

 三軒茶屋で降り、駅の出口で大山の参詣道である事を示している昔の道標と不動明王像に再会。
ゆきさんに見せ、この道をずっと行くと多摩川を渡る事、小田急線の駅沿いの道等を通って町田へ着く事、昔自転車で此処迄来た時の話をした。

 世田谷線の終点でもある三軒茶屋だが、世田谷線の駅はキャロットタワーなる大きなビルが完成し(学生時代は建築中だった)、その中に入ってしまって様変わりしている。
しばらくは世田谷通りを歩き、途中から住宅街の中の道に入り、再び世田谷通りに出た。
若林駅から世田谷駅迄世田谷線に乗り、其処からは再び歩き。
世田谷八幡、豪徳寺に参拝し、豪徳寺の商店街を散策。
小田急線の隣駅である梅ヶ丘迄歩き、梅の名所である羽根木公園(はねぎこうえん)を散策し、梅ヶ丘駅から小田急線に乗って帰路に就いた。

 もう少し三軒茶屋の街を散策したかったが、豪徳寺迄は距離が有るので世田谷通り沿いがメインになってしまったのが残念なところ。
それは次回へ持ち越しと言う事で・・・。

 世田谷駅近くの思い出の洋菓子屋(フラウア Fraoula)は、「閉店」と言う看板が出ていた。
美味しいお店だったけれど・・・此処にゆきさんと寄ろうとおもっていたのになぁ~。
HPを見ると、移転の準備をされているとの事ですが、通う事の可能な場所であってほしいなぁ。

 世田谷神社には土俵がある。
近くの東京農業大学の相撲部が奉納相撲の際に来るとの事。
そう言えば、相撲は神様に奉納する物だったっけ。

 豪徳寺は招き猫発祥の寺として有名な寺。
でも、元々其処には世田谷城が有ったと事や世田谷城が非常に規模が大きく、重要な城であった事はあまり知られていない様です。
世田谷城址公園が有るので、その周辺が城と思う方もおられるのではないでしょうか。
然し、城の中核は豪徳寺が有る場所の方。
豪徳寺の門の周辺や隣接するマンションの塀の周り等に土塁の跡が現存しています。
城好き、猫好きが集える場所って事だね!

 豪徳寺には招き猫を祭ったお堂や五重塔が有るし、お守り等を販売している場所では大小の招き猫を販売しています。
江戸時代の老中として桜田門外の変で有名な井伊直弼(いいなおすけ)ですが、その井伊家の菩提寺でもあり、井伊家の墓所が有ります。 
井伊家は現在の滋賀県、彦根の藩主。
彦根城には、ゆるきゃらの「ひこにゃん」が居ますが、井伊家が招き猫の発祥に関係している事から作られたキャラクター。
招き猫は豪徳寺で生まれた訳で、ひこにゃんも招き猫も全て元はと言えば豪徳寺に繋がると言う訳です。

 当時寂れていた豪徳寺の前を彦根藩主の井伊氏が通り掛りました。
すると1匹の猫が前足で自分を招いているかのような動作をしていました(顔を洗っていたのではないかな?)。
折角だからと言う事で寺に寄って休憩を取ったところ、外は急な雷雨となり、猫のお陰で雷雨で濡れずに済みました。
此れに感謝し、寺を井伊家の菩提寺にする事を決め、寂れていた寺はそれ以降非常に栄えました。
「幸運、福を招く招き猫」は縁起が良いと言う事になり、招き猫の置物の誕生に繋がると言う訳です。
因みにこの猫の名はタマ。
豪徳寺商店街のマスコットキャラクターは『タマニャン』になっています。

 豪徳寺(世田谷線の駅名は山下)ではカレーやさんに入って昼食。
ナンかライスかを選べ、ナンはおかわりが出来るお店。
この自家製ナンがとても美味しい。
ナンってパンとして美味しい物だったんだ・・・と、気付かされました。

 羽根木公園の梅は未だ未だでした。
梅祭りが開かれ、催し物が行なわれていますが・・・。
自然相手なので、難しいよね。 


 



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