いち・に・山歩!! 

街・山、名所・イベント等、様々な場所に出没!
『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

東海道歩き旅 その① 日本橋~品川 ~2017.8.5(土) 1日目

2017-08-05 21:58:29 | 街・観光地編2017

 ペン太と日本橋。

 私は8月11日~16日が夏休み。
でもユキさんは夏休みが無い。
「ダラダラ過ごしたら後で後悔するだろうなぁ」
と思い、「連休だからこそ」と言う事で、街道歩きをする事にした。

 8月5日も「擦れ違いの休み」なので、この日をスタートの日に。
 今回の目的地は『東海道』!
とは言え、夏休みだけではとても足りない。
何処まで行けるか分からないけれど、行ける所まで行こう! 

 相棒は今回もミニペン太達。

 ただ歩くのでは味気ない。
折角歩くのだから、様々な物を見たいし、様々な物事を感じたい。
寄り道が多ければ、その分なかなか進まないけれど、それは止むを得ない。

 「再び訪れる事は無いであろう」

と言う場所であればある程、最初で最後の訪問を大切にしたい。


 東海道は日本橋が起点なのだけれど、スタートに相応しい『何か』を得たいと思って色々考えていた。
『想い出』や『写真』は当然なのだけれど・・・。

日本橋って、周辺に何が有るのだろう?

調べている中で『日本橋七福神』を知った。
  
御朱印か。

とは言え、日本橋七福神巡りをしていたら、それで1日終わってしまう。
一部気になった神社で、日本橋に近い小網神社の御朱印には『日本橋』の文字が入る。
「日本橋に行った」と言う事が残って良いのだけれど、スタートならではの著名な寺院の御朱印も欲しい。
・・・少し離れるけれど、『水天宮』が有るなぁ。
十分歩ける距離だし、こんな事でも無いと行く事は無いだろう。

と言う事で、水天宮をスタート地点に決定した。


 道路からコンクリートに囲まれた建物の中に入り、階段を登ると境内に到着する造り。
建物の2階、広いテラスと言うか、屋上が神社と言う感じで、こう言う造りは初めて。


 通路(階段)の左右に随神が。


こう言った造りになる前から伝わる物なのか、新たに制作された物なのか?
ガラス張りの中に居て博物館の『展示品』みたい。

 力強い狛犬。

 胸筋、獅子の筋肉・・・神社の狛犬は番犬の様な役割が有るとは言え、この姿はとても親しみを持てるものではない。
番をするという役目をするだけの物で、昔からよく見る狛犬と言うより「芸術品」と言う感じ。

 拝殿と鳥居。
もっと混んでいるかと思ったけれど、この様子。

 駅名にもなっていて有名な神社だけれど、境内は狭い。

 敷地はそれなりに有るのかも知れないけれど、神社の施設の鉄筋コンクリート造りの建物が多くの面積を占めているんだよね。
写真左の二階建て建物、右手の建物も神社の建物。

 河童の母子。
型に子河童が (^▽^)/

 足元にも子河童がしがみ付いています。
可愛い (⌒∇⌒)


 『抱っこしている乳飲み子』と『肩に乗って抱き着いている子』。
河童とこの神社の繋がりは、何処にも記載されていなかったけれど、ほのぼのさせられる像でした。

 拝殿は近年手を加えられた様で、新しくて綺麗。
2羽の鳳凰かな?
水天宮と言う名前だと「水」に縁が有りそうな感じだし、「河童」も居たけれど、拝殿の彫刻は龍ではなくて鳳凰なんだね。



 拝殿の前には犬の親子も。
河童の親子と言い、この犬の親子と言い、「子宝を授かりたい」とか「子供の健やかな成長を」と言う事に特化した神社と言う印象を強く受ける。
この犬の母子の表情や動きの描写も良く出来ているなぁ~と感心。
参拝者が撫でるようで、頭の部分が金色に。

 弁天社も。
この日は弁天様の縁日で、扉が開かれている日だった。
「ならば、水天宮からスタートするのに丁度良い」と思って参拝したのですが、扉の向こうにはガラスが有って、御簾(みす)も下がっています。
ガラスが有って、中の方が暗いから、中を見ようにもガラスに自分の姿が写ってしまって何も見えない。
此れでは扉が開いていても開いていなくても…と言う感じ。
意気込んで来るまでもなかったかと。

まぁ、お蔭で水天宮に来る事が出来たから「良し」とするか

 水天宮の御朱印。
印が『水天宮』と記されているんですね。
4文字目は何だろう?
神社の『社』で水天宮社かな?はて?

 御朱印を戴いた際、封筒入りのお米もいただきました。
家の米びつに入れれば良いのだけれど、米を研ぐ際に入れて
 「このお茶碗の中に水天宮で貰ったお米も入っている」
と分かる方が感慨深いと思い、封筒に入ったままに。


 河童の縁起物。
ミニペン太に被らせてみた (^▽^)/


 河童の土鈴。
ミニペン太より少し大きいサイズ。
似てるかな?

 次に小網神社へ行く途中、折角だから日本橋七福神の1つ茶の木神社(布袋尊)へを経由していく事に。
茶の木神社は周囲にお茶の木が茂っていたのが名の由来。
拝殿の左右、背の低い垣根の様に生えているのはお茶の木です。

 社務所もなく、小さなお社のみの神社。
御朱印は水天宮で戴けるそうです。

 道を間違えてウロウロして、やっと小網神社に到着 
ビルに挟まれていて、近付かないと分かりません。


 社務所兼住居と神楽殿?に挟まれて拝殿が。
背後はビルで、何だか窮屈そう。


 拝殿の彫物はなかなか立派。


 福禄寿が拝殿の前に。


 弁財天の前でお金を洗う事が出来ます。
鎌倉の銭洗い弁天を思い出します。


 私は五円玉を。
『御縁』が得られるかな?
・・・財布の中が小銭ばかりになったりして… (o^―^o)

小網神社の御朱印。
字がうまいなぁ~
龍の印と神社の名の印、『日本ばし 強運厄除』と記された右の印です。
今回の旅は東海道を行くので、日本橋スタート。
『日本橋』と地名が記された御朱印を戴く事が出来て有り難い。


さて、小網神社から日本橋に行く際、途中で曲がる箇所を間違えて直進して、またまた道迷いに・・・。
結果、日本橋で参拝する神社を決める際、候補の1つに挙げたものの今回は見送った福徳神社に辿り着いた・・・。

そう言う事なら「此れも縁かな」と言う事で、参拝しない訳にはいかないよねぇ。

 福徳神社は最近三井不動産のCMに登場していましたね。
こんな商業ビルの合間の道が参道なのです。

 振り返るとこんなアーチが。
此れが鳥居?
一般的な朱の鳥居ではなく、何とも現代的なビル群にマッチした造り。
周囲はビル群なので、神社の方がビル群の景観に近付けるという感じなのかな?


 
 商業ビルの間の中庭みたいな場所が神社で、此処の鳥居はよく見る形。


 近年建て直された新しい建物。
小さな神社ですが、多くの人が訪れます。

 福徳神社の御朱印。
「鳥居に使っていた木から芽が出た」と言う事で、「芽吹き」→「芽が出る」と言う事で「縁起が良い」とされ、御守りも有ります。
勝負事や賭け事、宝くじに御利益が…と言われ、それらの御守りも。

 今の私としては、「宝くじ」や「賭け事」の御守りよりも「道に迷わない」、「迷子にならない」と言う御守りの方が切実な願い・・・。
何せ今日、此処迄で2度道迷いしているし、未だスタート地点になる『日本橋』にすら辿り着けていない・・・(-ω-;)

まぁ、迷った事で福徳神社に参拝する事も出来たし、途中『埋め立てられた堀の跡地』と言う案内看板も見る事が出来た。
「スタートは遅くなったけれど、これも良い出会いかな?」
・・・と、物事は都合良く、「良い方」に考えよう (^▽^)/

 これが日本橋です。

何だか、凄く気分が高まる~♪

上に高速道路が走っていて、「景観が悪いから地下化にしよう」とか、様々な事を言われているけれど、ちょっと感動。


 ツアーの団体さんとガイドさんの御一行が。
外国人の観光客も多いのですが、日本人のツアー客も多く訪れていました。


 日本国道路元標
日本の道路の起点だ~! (^^♪

「全ての道はローマに通ず」

ではないけれど、「日本の道は・・・」と言う感じかな?
色々な事を感じて感動。


 東京市道路元標本
東京の道路の基準点、始点でもあるんだね。



 五街道も此処から始まるので、千葉市、宇都宮市、水戸市、新潟市、仙台市、青森市、札幌市迄の距離が記されています。
此処から道も分かれるけれど、

 「夫々の人の進む道や暮らす場所、全てが此処に通じている」

そんな風に思うと、感慨深い。


 我が家の『みにっこ』、『ミニペン太達全員集合』。
折角ですから皆で記念撮影を。
大きなペン太は、さすがに連れて来られない。
今日もお部屋でお留守番。
出来れば一緒に連れて来たかったなぁ~。

 周囲の鳩は、私がリュックに手を入れると「何か貰える♪」と思って一斉に近付いてきます。
ペン太達を餌と思って、つつこうとする始末で、危うく持っていかれそうでした・・・。
ペン太達を載せている容器を持った状態での撮影。
橋の上に置いて、離れて撮影するのは無理でした。

 日本橋を渡ります。
神社を多く回っているから、何だか狛犬が居るみたい・・・。
持っているのは何のマークかな?
東京市のマークだったっけ?

 日本橋川が流れています。
上は首都高。
此れが「センスが無い」とか「景観への配慮が無い」とか言われているのだけれど、実際行ってみると、この高速を含めて
 『道の起点、始点』
と言う気も。
昔からの道である五街道の始点と言う位置づけは変わらないけれど、現代の交通の重要な存在である高速道路が其処に有ると言うのも含めて日本橋なのではないかな。
その高速に『日本橋』と記された標識が取り付けられている訳だし。

 橋を渡った所にもモニュメントが。


 東海道の旅スタートに際して、ペン太だけでなく私の写真も。
結局日本橋だけで結構な時間を費やしてしまいました。
何か気持ちが高まるんだよね。
何か特別な場所、『聖地』と言う感じかな?

 少し行った所に『江戸歌舞伎発祥の地』と言うモニュメントが。
下調べをした際に知っていたので、「此れが・・・」と言う感じ。

 サラリーマンの街、新橋に到着。
大学時代に訪れて以来かな?

 駅前にSLが置かれていた事に今回気付きました。
そう言えば、初めて鉄道が敷かれたのは、『新橋~横浜』でしたね。


 駅前のビルの前には人だかりが。
『サマージャンボ宝くじ発売中』の文字が見え、売り場が有るから

 「宝くじの当たりがよく出る売り場で、その行列かな?」

と思ったのですが、ビルの入り口左の黄色い垂れ幕に

 『大盤将棋大会』

の文字が。
よくみると叔父さん、お爺さんばかりですね。
長テーブルの上には将棋盤が並べられ、対局が行われていたのですね。

 後日NHKの朝のニュースで、『この大盤将棋に通う小学生と常連のお爺さん』が取り上げられていました。
それで
 「あの人だかりは将棋だったのか」
と知りました。
で、写真をよく見てみると、
 「ビルの入口の垂れ幕に将棋大会と書いて有る」
と気づいたのです。
それまでは「宝くじ売り場の列かな?」と思っていた訳で・・・。



 新橋では参拝したい神社が。
ビルに隣接していると言うか、ビルの1階に有ると言う感じの烏森神社。


 神社はこんな感じ。
後ろのビルとくっついていて、ビルの裏(横?)側の1,2階が神社なのかな?


 階段を登ったところが拝殿。


 神社の正面には細長い参道が。
此処もビルとビルの間の細い道です。

 烏森神社の御朱印。
色とりどりで鮮やかな事を知っていたのですが、確かに奇麗だなぁ。
書置きの物で、日付のみその場で記入。
人気が有るのも分かるなぁ。

 神社そのものはビルに飲み込まれて…と言う感じで、昔はどうだったのかな?
昔の姿を知りたかったけれど、そう言った経緯や昔の写真や図と言った掲示は無かったと思う。


 色々な物を戴いた。
「御朱印と御神籤を戴いただけなのに、逆にこんなに御土産?を貰えるんだ」と、ビックリ。

 「刺繍で神社の神紋や文字、稲穂が描かれている御守り」
こう言うのもデザインが凝っているなぁ~と言う印象。

 『心願色みくじ 願い玉』
鞄のファスナーとか、ちょっとした所に付けられるサイズで、フック?も有るし、デザインも小さい小判と黄緑の石?
奇麗ですね。


 八咫烏(やたがらす)のステッカー。
アニメチックの物とシンプルな物。


 さらに飴までも・・・。
参拝したら色々と細々と御土産が手に入り、土産話と品物とで帰宅後の楽しみが。




 道沿いのビルの玄関横に有った『水守稲荷大明神』。
ビルの大家さんか、このビルの会社のお社なのかも知れませんが、それにしては随分と幟が。
ガラスケースに入っていると言うのが現代風なのかな?
水守稲荷と言うのが、
「この地区が昔直ぐ其処が海だった」と言う事の名残なのか、はたまたこの建物(神社)の方が水関係の商売(会社)をされているのかな?
水関係の商売・・・水商売?

 東海道沿いの御田八幡宮はお祭り当日。
参拝しようか迷っていたのですが、お祭りと知れば、「此れも縁」と言う事で、参拝しないとね。


 未だ昼なので、準備の最中でした。
まぁ、お祭りが始まったら混雑で参拝どころではないかも知れないからなぁ~。
ちょっと残念だけど・・・。


 拝殿はこんな感じ。
お祭りと言う事で、幟が出ていて飾られています。


 右側の狛犬。

 左側の狛犬。
此処の狛犬はとても丸っこい。
ずんぐりむっくりで丸っこくて何とも可愛い。
こう言った姿の狛犬は初めて。
怖さは無く、何か太って丸っこくて足が短く見えて愛らしい。
お祭りでなければ静かな境内だと思うので、お祭り以外の日に訪れてじっくりと見てみたいなぁ~。

 御田八幡宮は武蔵の国の式内社の論社の1つ。
御朱印も戴けるのだけれど、お祭りの準備で境内はドタバタしていて、今回は貰わずに後にしました。

 大木戸跡。
石垣だけが残っていますが、此処に大きな門が有り、夕方には閉められていたとの事。
この内側が江戸の街で、外側が江戸の街の外で、門限が守れないと街の外に締め出しにあったんだね。


 現在は第一京浜の左右に石垣と木々があるだけ。
この向こうが江戸の町で、手前が町の外だったんだね。
当時の写真や絵は残っていないのかな?
当時の姿を見てみたいなぁ~。
 現在は時間に関係無く車も人も行き来しています。

 道路の向こうに神社が。
地面から高くなっている場所に建物が有り、とても目立つ。
『稲荷神社』で、昔はこの辺り迄泉岳寺(せんがくじ)の敷地で、当時はお寺の敷地内に有ったとの事。
場所は泉岳寺の信号の角。
階段を登ってお参りをするとの事。

 泉岳寺は忠臣蔵の浪士達が眠るお寺。
東海道から少し入った所に有るんだよなぁ。
折角だし、あの泉岳寺か・・・。
と思うのだけれど、まだお隣の品川宿に着いていないのに時計を見ると・・・。
此処迄に時間を費やし過ぎていたので、残念ながら今回はパス。

 少し行くと道の向こうに高輪神社が。
近年建て直しをした様で、新しくて綺麗な拝殿がちらっと見えます。
近くに横断歩道は無いし、此処迄結構時間を費やしているので、今回は参拝しませんでした。
此処も御朱印を戴く事が出来るとの事。


 ようやく品川駅に到着。
思いの外時間が掛かったし、結構距離が有ったなぁ~。
曇りとは言え蒸し暑い日で、体力の消耗も激しかった。

 品川駅は三浦半島に遊びに行った大学時代以来の訪問だから、20年以上前の事。
あの時は乗り換えで来ただけなので、外を歩くのは初めて。
駅のニューデイズ(JRのコンビニ)に寄りましたが、先日なかなか見つからなかった山手線版のすみっこ人形が普通に売られていました。
売り切れ寸前ではなく、種類も在庫もたっぷり。
しかも『小町(秋田新幹線)版』とか、他のすみっこも・・・。

 品川駅を通り過ぎ、JRの線路を渡ると京急の踏切が。
この先が品川宿の入口。

 「やっと品川宿だよ・・・」

 品川宿の様子。

 此処でちょっと寄り道。
商店街を外れ、利田神社に。

 鯨塚と言う物が有ると言う事で、
 「お参りと見学を」
と思ったのだけれど・・・。
予定通り利田神社に辿り着いたものの、道を確かめながら進む事に気を取られ、目的である鯨塚の事をすっかり忘れてしまった。


 右の狛犬。
足元の子に左前足を乗せ、子は毬を加えて遊ぶ構図。
親の背中にはもう1匹の子が。

 左の狛犬。
親が毬を抑え、子は親の前足の下で伏せた状態で鼻先で毬にチョッカイを出す構図。
親の背中から肩にかけて子が上っています。
この構図も初めて見たなぁ。

 狛犬にも気を取られ、参拝したら満足しちゃって・・・。

大分経ってから
 「あれっ!!そう言えば鯨塚は・・・」
と気付きました。 (;´д`)トホホ


一心寺。

 再び東海道へ戻ります。
商店街沿いのお寺。
東海七福神の1つです。
夕方なので、もう門が閉まっています。 

 再び寄り道して寄木神社へ。
此処が拝殿。

 拝殿前の左の狛犬。
毬は無く、親にじゃれつく2匹の子供。
背中の子もしがみ付くとか上るのではないですね。

 此処は3列、6体の狛犬が居るのが珍しい。
時代が異なり、作り直され、古い物も残されたと言う事なのでしょう。

 3列の真ん中に居る写真の狛犬が一番古く、この子達を見たかったのです。


 頭のてっぺんが丸く凹んでいます。
この姿から『河童(かっぱ)』と言われている狛犬。

「蝋燭を立てたのではないか」

と言われていますが、ハッキリとした事は分かっていません。


 左の河童狛犬。
右の子に比べると風化が激しいです。


 左の子の頭の上。
蝋燭を立てるだけでなく、提灯も置けそうですね。


 うちの河童ペン太と (⌒∇⌒)
水天宮では河童母子の像を見ましたし、縁起物の河童の焼き物と土鈴を手に入れました。
此処品川宿の寄木神社では河童狛犬に。

 この日の目的であった『河童に出会う旅』も無事完了!!


 最前列は青銅製の狛犬。
水天宮に有りましたし、大きな神社で見掛ける事はありますが、こう言った小さな神社では珍しいなぁ~。
耐久年数や費用は石の物に比べるとどうなんだろう?


 次に荏原神社へ。
式内社と言われる神社の1つで、なかなか立派な造りの建物が並ぶ神社です。

 大きな恵比寿様が。
東海七福神の1社で、竹の釣り竿を持っていました。

 買い物の帰りや散歩の途中、会社帰りと言った感じの地元の方々が立ち寄って参拝する光景を見ました。
引っ切り無しに多数の参拝者が…と言う神社ではないですが、地元の方が毎日通りすがりに…と言う神社のようです。


 扁額。


 右の狛犬。
この辺りは3匹の狛犬と言う構図が多いですね。
この狛犬は正面を見て神社に出入りする人や物を見張っています。
子供達は足元でじゃれており、しっかりと神社を守る役目をしながらも前足で子供の相手もする構図。
動きが細かくて生き生きしているなぁ。


 左の狛犬。
同じく神社の出入口を見ています。
右の子供が木の枝を咥えているのが興味深いです。
花の感じから椿と思ったのだけれど、葉を見ると違う様な・・・。
芍薬かな?

 恵比寿様とペン太達。
皆で品川宿に辿り着きました (^^♪

 さて、今日は何処迄行こうかな?
此処から品川駅に戻るには距離が有るし、次の駅迄はJRよりも京急の方が近い。
ちょっと中途半端な場所に居るんだよなぁ~。

 と言う事で、もう少し先を行く事に。
再び東海道(商店街)から外れて裏道に。
この辺りに
 「昔の海岸線である護岸が残っている」
と言う事で散策。
どうやらこれの様子。
この通りに有ったであろう古い石垣も次々と新しいブロック塀やコンクリートの壁に作り直されており、消えつつある遺構です。


 今度は東海道の反対側の裏道に。
右は小さな神社。
左の男性が立っている前に昔ながらの駄菓子屋さんが。
細い路地に駄菓子屋と小さい神社。
子供達が駄菓子屋さんに集う姿や神社やその前で駄菓子を食べる姿、遊ぶ姿が浮かんできます。
でも、この日は子供の姿は無し。
現在はそう言った姿は見られないのかな?

 再び東海道に戻りましたが、諏訪神社の参道入口を示す道標を見付け、横道に。
道標は『諏方神社』と言う文字。
地図だと『諏訪』だったり、どちらが正しのかな?

 時代を感じる狛犬


 石灯籠ですが、この石灯籠が非常に凝っています。


 下部は龍が撒きついて登る姿。
上にも龍が。
石灯籠の外側に他の彫物が施されているのを見たのは初めて。
 

 拝殿の子鼻も龍が。
徹底的に其処彼処に龍が。
この龍も細かい所までよく彫られています。

 時代を感じ、とても彫刻が見事な神社ですが、残念ながら「荒れている」、「近年整備、修復がされていない」、「風化していく中で壊れていくのでは」と言う印象を強く感じます。
神仏習合の時代に付近の寺の住職が故郷の諏訪大社をこの地にと思い、勧請したとの事。

 品川寺へ。
江戸六地蔵の1つが祀られているお寺で、入って直ぐ左手にお地蔵さまがおられました。

 その前には石仏が。


 『溺死者供養塔』
 「何かの事故や災害の際に建立した物」
なのか、漁村であった事から
 「海で亡くなった方々に対して建立した物」
なのか、分からなかったなぁ~。

 立膝を頬杖の姿。
如意輪観音かな?
我々がやると「行儀が悪い」と言われそうだけれど、如意輪観音は何とも悩ましいと言うか、何か思いにふける感じにみえるんだよなぁ~。

 江戸六地蔵の1つ。
大きなお地蔵さまです。


 大仏と違うのは髪の部分だな。
錫杖を持っているのも違うよな。
修行中の身と言う感じ。

 亀の上に宝篋印塔が。
亀が暴れない様に抑えつけているみたい。

 品川寺は『ほんせんじ』と読みます。
品川寺の門。

 正月の1~7日と2月の立春の日に行われる『東海七福神』の看板が。
この日だけ参拝できると言うお寺や御朱印や七福神の印を押していただけるお寺が有ります。


 この日は此処迄。
時間が押し押しで、青物横丁駅から帰る事にしました。
初めて見る物ばかりで、興味深かったなぁ~。

 荏原神社の御朱印

 品川駅のニューデイズで見付けた『飛行機バージョンのペン太』
羽田空港バージョンなのかな?


 横はこんな感じ。
白鳥のおまるに座っているみたいな・・・。


 ミニペン太はこんな感じに。
チョット混雑してきたね。
良い入れ物を探さないとなぁ~。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿