さて本日は 『映画とわたし』という表題でシリーズしている 第3回目
想い出せば想い出すほどに ジブンと映画のかかわりの深さに驚いている
まぁ 人さまの映画遍歴も退屈だろうが まぁ怒らずにおつきあいいただきたい
さて前出の 大林監督作品『転校生』が82年 ボクが小学4年生だったので
丁度 その頃と前後して ボクの人生を揺るがす 一大映画ブームが巻き起こった
香港・中国のジャッキー・チェンと少林寺に付随する アクション映画ブームである
これまでの香港映画と言えば 安っぽくて ガチャガチャしたイメージだったが
そこにコミカルアクションを加えたのが ジャッキー・チェンのモンキーシリーズ
そこへ中国からはジェット・リーら モノホンの武術家が出演する 少林寺映画が
やってきた わあああああ!!! 老若男女問わずウケ 世界的ムーヴメントになった
モチロン ボクたちちびっ子も ジャッキーに魅了されてしまった(今もだが…)
ボクも阿倍野のユーゴー書店で『ドラゴン大全科』なる分厚い読み物を買ってもらい
コッソリ小学校に持って行って 休み時間は五獣の拳や 酔八拳の習得にいそしんだ
まぁ 一番わかりやすい 休み時間の修行と言ったら コレですね↑
右の名脇役 石天/Dean Shekさん 昨年お亡くなりになりましたね
ジャッキー映画や香港映画にはなくてはならない名脇役でした R.I.P
少林寺木人拳の修行では 木人に扮した友達に ボコボコにされたりもした↑
おやつの豚まんを 映画の様に うす皮だけはがして食べる真似をしたっけ(懐)
まぁこのムーヴメントは 当時鳴かず飛ばずだったジャッキー・チェンに目を付けた
香港のロー・ウェイプロダクションが 一大アジアスターに 育て上げたもので
羅維(ロー・ウェイ)監督とのタッグで 一躍スターダムにのし上がったのだった
香港映画はそれまで ショウ・ブラザーズという配給会社が大きかったが そこの
レイモンド・チョウが レナード・ホーやジミー・ウォングらとたちあげたのが
泣く子も黙るゴールデン・ハーヴェストである 当然 ジャッキーも引き抜かれた
『ダンダンダンダン ホニャニャニャ~』ではじまる お馴染みのオープニング
その後の ジャッキーの躍進は みなみなさまの良く知る処であろう
なお ゴールデン・ハーヴェストの副社長の 蔡潤(チャイ・ラン)は美食家で
料理の鉄人の 審査員もやっていたので ご存じの方もいらっしゃるだろう
ボクも香港に行った時 彼のレストランで食事した事がアリ 別の意味で感動した
初めて父と映画館で見たジャッキー映画は 『蛇鶴八拳』 あべの文化劇場だった
モンキーシリーズ 少林寺 ミスターブー 少林寺三十六房(リュウ・チャーフィ)
少林寺への道… 一生懸命見よう見まねで 広東語を覚えはじめた
そろそろ 映画の世界が 自分の体の中にしみ込んできた 小学校高学年であった
自室のしつらえも 全て中国風になった このあたりからボクの中華趣味が始まる
まぁ わかりやすい性格は こどものころから まったく変わっていないね
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