飯田線で活躍していた119系の一部が、改造されてえちぜん鉄道の手に渡ったと聞き行ってきました。
参考程度にJR時代の姿を掲載します。
JR東海 119系(R6編成)
飯田線の119系は老朽化等の理由により、その座を213系・313系に任せ2012年春に同線上から姿を消しました。
そして、飯田線を去ってはや一年という月日が経ち姿だけでなく形式まで改め、えちぜん鉄道で再び動き始めました。
えちぜん鉄道 MC7000形(7001)
飯田線時代のフロントマスクからは想像のできない姿に生まれ変わりました。見た感じの変更点として
・前面表示幕があった場所には前照灯が設置されましたが、それに伴い119系時代の部分にあった前照灯は撤去されました。尾灯は同じ部分に付いていました。
・運転台のガラス部分も左右それぞれ上まで伸びています。伸びた部分の黒塗りに行き先表示と車号がそれぞれ記載設置されました。
・パンタグラフが一基だったものが二基になり、菱形からシングルアーム式に変更されています。
・飯田線時代にはなかったスカートが設置されたことで、雰囲気がガラリと変わってしまいました。
・制御方式も抵抗制御からVVVFインバーター制御に変更されています。
えちぜん鉄道 MC7000形(7002)
7002号車単独の変更点は
・トイレが撤去された
くらいなものでしょうか・・・
続いて、車内を紹介していきます。
運転台(MC7001)
一見運転台周りはほとんど変わっていないのではと思いがちですが、前面が大きく印象を変えたのと同じように、運転台の高さも客室の床面高さまで下げられました。言うまでもありませんが、乗務員室と客室との仕切り戸も撤去されていました。
運賃表
取り付いている場所こそ119系の時と一緒ですが、運賃表が液晶タイプに変更されていました。
側引戸周り
119系時代から変更された点としては、半自動ボタンの撤去や一部戸袋窓が埋められたくらいのもので、音を聞く限り戸閉め機械(ドアエンジン)もTK8A型がそのまま使われているようです。
各ドア出入り口には滑り止め防止のOHフィルムが貼られています。
整理券発行機もそのまま?
天井を見ると、119系の雰囲気が強く残っていることが見て取れます。見た感じの変更点としては、照明がLED照明になったり通風器の撤去くらいなものです。
座席銘板、網棚もそのまま残っています
脚台もそのままで、モケットがえちぜん鉄道仕様に変更された程度
改造銘板、製造銘板ともに現存です。
禁煙シールのひび割れ具合が時の流れを感じさせてくれます。
Tc7002の旧トイレスペースです。
えちぜん鉄道に譲渡されるのに際し、便所は撤去されてしまいました。しかしながら微妙なスペース・・・配電盤も妻部に移そうと思えばできるはずなのですが、恐らくこの部分が車椅子スペースであることが理由の一つなのかもしれません。
乗り心地としては、制御器がVVVFになり、誘導モータとなり、コンプレッサーも変わったため全く別物になるかと思いきや、DT33・TR201がそのまま使われているため、独特の揺れや、揺れ枕などの摺動音もよく聞こえてきましたので、そこまで変わっているという印象は感じられませんでした。
参考程度にJR時代の姿を掲載します。
JR東海 119系(R6編成)
飯田線の119系は老朽化等の理由により、その座を213系・313系に任せ2012年春に同線上から姿を消しました。
そして、飯田線を去ってはや一年という月日が経ち姿だけでなく形式まで改め、えちぜん鉄道で再び動き始めました。
えちぜん鉄道 MC7000形(7001)
飯田線時代のフロントマスクからは想像のできない姿に生まれ変わりました。見た感じの変更点として
・前面表示幕があった場所には前照灯が設置されましたが、それに伴い119系時代の部分にあった前照灯は撤去されました。尾灯は同じ部分に付いていました。
・運転台のガラス部分も左右それぞれ上まで伸びています。伸びた部分の黒塗りに行き先表示と車号がそれぞれ記載設置されました。
・パンタグラフが一基だったものが二基になり、菱形からシングルアーム式に変更されています。
・飯田線時代にはなかったスカートが設置されたことで、雰囲気がガラリと変わってしまいました。
・制御方式も抵抗制御からVVVFインバーター制御に変更されています。
えちぜん鉄道 MC7000形(7002)
7002号車単独の変更点は
・トイレが撤去された
くらいなものでしょうか・・・
続いて、車内を紹介していきます。
運転台(MC7001)
一見運転台周りはほとんど変わっていないのではと思いがちですが、前面が大きく印象を変えたのと同じように、運転台の高さも客室の床面高さまで下げられました。言うまでもありませんが、乗務員室と客室との仕切り戸も撤去されていました。
運賃表
取り付いている場所こそ119系の時と一緒ですが、運賃表が液晶タイプに変更されていました。
側引戸周り
119系時代から変更された点としては、半自動ボタンの撤去や一部戸袋窓が埋められたくらいのもので、音を聞く限り戸閉め機械(ドアエンジン)もTK8A型がそのまま使われているようです。
各ドア出入り口には滑り止め防止のOHフィルムが貼られています。
整理券発行機もそのまま?
天井を見ると、119系の雰囲気が強く残っていることが見て取れます。見た感じの変更点としては、照明がLED照明になったり通風器の撤去くらいなものです。
座席銘板、網棚もそのまま残っています
脚台もそのままで、モケットがえちぜん鉄道仕様に変更された程度
改造銘板、製造銘板ともに現存です。
禁煙シールのひび割れ具合が時の流れを感じさせてくれます。
Tc7002の旧トイレスペースです。
えちぜん鉄道に譲渡されるのに際し、便所は撤去されてしまいました。しかしながら微妙なスペース・・・配電盤も妻部に移そうと思えばできるはずなのですが、恐らくこの部分が車椅子スペースであることが理由の一つなのかもしれません。
乗り心地としては、制御器がVVVFになり、誘導モータとなり、コンプレッサーも変わったため全く別物になるかと思いきや、DT33・TR201がそのまま使われているため、独特の揺れや、揺れ枕などの摺動音もよく聞こえてきましたので、そこまで変わっているという印象は感じられませんでした。
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