たけ摩呂☆WORLD

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魅かれる、焼きそば屋さん・・・

2012年06月11日 20時48分00秒 | お出かけ

今日は、連休最終日・・・

女房とも、休みが一緒だったので、犬を連れて、袖ヶ浦公園へ行ってきました。

なんでも、菖蒲が綺麗に咲いているということで、犬の散歩がてら向かったのですが、

途中、公園のそばで、このような、焼きそば屋さんを見つけて、とりあえず、入ってみる・・・

パッと見、普通の民家なのだが、よ~く見ると、“焼きそば”という赤い旗が!!

 

実は、先日、バイクで、この道を走っていたとき、なんか“焼きそば”とかって

書いてある文字が、一瞬 見えたような気がしたんですよねぇ~

食べもの屋には、常に電波を張り巡らせているかの如く、敏感な私ですが・・・(激爆)

その時は、ちょっと用事があったもので、スルーしちゃったんですよねぇ~

そして、今日もまた、その道を通ったので、とりあえず寄ってみることに・・・

まぁ、あまり目立ちはしないが、確かに、焼きそばを販売しているようである。

 

店名は、山半さんというのでしょうか。

 

さっそく、「こんにちは~」 と声をかけてみると・・・

なんかおかしい・・・  昼時というのに、焼きそばを焼いている気配が全くない・・・

あれ?? と思っていると、中から、女将さんが出てきて、「ごめん・・・ 今日は、休みなんだよぉ~」 と・・・

私 「あっ、そうですか、それはすみませんでした、また今度来ます・・・」 と言って、立ち去ろうとしたとき

中から、今度は、ご主人が出てきて、「どこから来たの~」と聞かれ、いろいろ説明すると、

「よし!! せっかく来たのだから、今から作ってやるよぉ~」 と言ってくれた!!

せっかくの休みに、悪いと思いながらも、大盛り焼きそばを2つ注文した。

 

すぐに、支度をして夫婦仲良く、手際よく焼きそばをジュージューと音を立てながら焼いている。

 

すると、そこへ、またもや定休日ということを知らずに、お二方が来店。

私 「すみませ~ん また、お客さんが来ちゃったみたいですよ」 と・・・ ご主人に告げると・・・

もういいや~ いくつ?? と気前よく、後のお客さんの分まで、作ってくれた。

その瞬間、このプレートを、すぐさま貼り付けていた・・・(笑)

っていうより・・・ もう、麺がなくなってしまったらしい・・・(苦笑)

 

それでもって、これが、休日にもかかわらず、焼いてくれた貴重な焼きそば・・・

ご主人が、焼いている前で、おいしくいただきました!!

 

おいしくいただいた後、こちらのご夫婦と、しばらく、お話をしたのですが、

こちらのお店は、昨年の7月にオープンしたのだという。

それ以前は、やはり、焼きそば屋をやっていたそうなのですが、木更津市の祇園で営業していたのだという。

そのことは、知らなかったので、その場所を詳しく聞いてみたのですが・・・

交通量も多く、かなり住宅も建っているような場所、私自身も、その通りをよく通ったのですが、

申し訳ないですけど、記憶にないんですよねぇ~

店主の方曰く、みんな、どうしても見過ごして、通り過ぎてしまうのだという・・・

そして、現在、お店をやっているところはというと、店の前の通りも、あまり交通量がなく、

まぁ~ たまに ポツッ ポツッ と車が通過するといった感じ・・・

それでも、祇園で営業していた頃よりも、数多くのお客さんが来店してくれるのだという。

それと、ここの女将さんが言うには、インターネットを見て、多くのお客さんが来店してくれるというのだ。

中には、東京の方から来て、立ち寄ってくれる、お客さんもいるというのである。

それより何より、女将さんの口から「ヤフーの検索がどうのこうの・・・」 という話を聞いたのには、正直、驚いた・・・(激爆)

ちなみに、これは、山半さんを道路を挟んで見た様子であるが、本当に民家の一角に店を作って

営業している感じで、なんか、こういうのって、大々的にお店を構えるよりも、魅かれるというか・・・

吸い寄せられる何かを持っている、魅力のあるお店なんですよねぇ~ 私にとっては・・・ 昔の駄菓子屋のように・・・(笑)

 

そして、最後の話で、「私たちも年齢が年齢なので、あと何年この店を続けられるかわからない・・・」

といった話を聞いたが、「お若いので大丈夫!! まだまだ、続けられますよ!!」 と言い残し・・・

この山半さんを後にした・・・

まぁ~ なんかいいですねぇ~ こういうお店・・・

なんか、無性に魅かれるお店でした・・・

それでは、また・・・

 

PS.帰りの車の中で、女房に 「うちも物置を改装したら、なんか商売ができるんじゃねぇ~かぁ~??」 などと話したところ、

   「あんたじゃ無理!!」 と速攻で却下されてしまった・・・(撃沈)