駒ヶ岳温泉は一軒宿。蕎麦屋もやっており、夕食の蕎麦がうまい。
温泉旅の番組で、「え~?」と眉をひそめた時がある。それは、温泉番付表などで、
ろくに温泉に行ったことのない芸能人が、自分のカテゴリーを主張して、ランクア
ップさせることだ。たとえば、以前、こういうことがあった。
ゲストの7人のうち、5名は温泉マスターで、一番年少の方でも1000カ所近い温
泉に入浴されていた。しかし、温泉番付表を見ると、明らかに芸能人ひとりの意見が
尊重されている。1位は草津温泉、2位は由布院温泉、そして3位は登別温泉~と言
う具合に、妥当な温泉地が並んでいたが、7位に青森の「青荷温泉」がランクされて
いたのだ。
それを押したのがある男性芸能人である。「いやあ、たまたま友人のお誘いでその宿に
行ったのですが、そこはランプの宿で、テレビはないし、携帯もつながらない。そうな
ると、温泉に入るしかないんです。でもその温泉がいいお湯でね~」と言う具合である。
「青荷温泉」がいい温泉であるのは間違いないし、温泉仲間の間でも評価は高い。しかし、
だ。彼が一度行っただけで、温泉ベスト10の7位にランクされる安易さに呆れてしまった。
これは芸能人よりも、番組構成スタッフに問題があるのではないか?その芸能人は、番組
の打ち合わせで、「こういうところに行ったことがある」と、述べただけだと思う。
「青荷温泉」は一軒家の秘湯の宿である。これに8位の別府温泉が負けているのである。世
界でアメリカのイエローストーンに次ぐ、世界第二位の湧出量を誇るあの別府温泉が(笑)…。
別府市内には、8地区もの温泉地が存在し、何百軒もの温泉宿があるのに!
「青荷温泉」は、別コーナーで「私のお薦め宿」にすれば良かっただけの話だが、番組スタッ
フがあまり温泉に詳しくなかったのではないかと思う。そういう、俺とて、まだくちばしの黄
色いひよこではあるが、温泉名人やら、温泉サイトの情報交換は多々ある。そこで、今回は、
各地区の温泉地ではなく、お薦めの「温泉宿」を挙げてみたい。
☆北海道…上の湯温泉・銀婚湯 大正天皇の銀婚式の日に温泉を掘り当てたとかで「銀婚湯」と
名付けた。内風呂の他、庭園内のつり橋を渡って3つの露天風呂がある。温泉自慢で料理も素晴
らしい。冬の雪見風呂もいいが、爽やかな夏場がお薦め。
☆東北…秋田県 駒ヶ岳温泉 乳頭温泉郷の入口(田沢湖温泉)にある。ふたつの渓流に囲まれた宿
で、あの「鶴の湯」の姉妹館。夜は宿の車で鶴の湯に連れて行ってくれる。コストパフォーマンス
が素晴らしい。6月には渓流に蛍も乱舞する。
☆関東…群馬県 万座温泉・日進館 標高1800メートルにある万座温泉。日本一の濃さを誇る酸性硫
黄泉が9つの浴場にドパドバと掛け流されている。この宿は湯治プランもあり、温泉好きなら一度は
訪れたい魅力が満載。
以上、東日本のお薦めの宿。どの宿も15000円以内で宿泊できる(詳しくはホームページで)。あくまでも
温泉名人に話を聞き、自分が行ったことがある宿の中でのお薦めで、他にも素晴らしい宿はたくさんあ
りますが…。次の機会に西日本の宿を推奨してみたい。
温泉旅の番組で、「え~?」と眉をひそめた時がある。それは、温泉番付表などで、
ろくに温泉に行ったことのない芸能人が、自分のカテゴリーを主張して、ランクア
ップさせることだ。たとえば、以前、こういうことがあった。
ゲストの7人のうち、5名は温泉マスターで、一番年少の方でも1000カ所近い温
泉に入浴されていた。しかし、温泉番付表を見ると、明らかに芸能人ひとりの意見が
尊重されている。1位は草津温泉、2位は由布院温泉、そして3位は登別温泉~と言
う具合に、妥当な温泉地が並んでいたが、7位に青森の「青荷温泉」がランクされて
いたのだ。
それを押したのがある男性芸能人である。「いやあ、たまたま友人のお誘いでその宿に
行ったのですが、そこはランプの宿で、テレビはないし、携帯もつながらない。そうな
ると、温泉に入るしかないんです。でもその温泉がいいお湯でね~」と言う具合である。
「青荷温泉」がいい温泉であるのは間違いないし、温泉仲間の間でも評価は高い。しかし、
だ。彼が一度行っただけで、温泉ベスト10の7位にランクされる安易さに呆れてしまった。
これは芸能人よりも、番組構成スタッフに問題があるのではないか?その芸能人は、番組
の打ち合わせで、「こういうところに行ったことがある」と、述べただけだと思う。
「青荷温泉」は一軒家の秘湯の宿である。これに8位の別府温泉が負けているのである。世
界でアメリカのイエローストーンに次ぐ、世界第二位の湧出量を誇るあの別府温泉が(笑)…。
別府市内には、8地区もの温泉地が存在し、何百軒もの温泉宿があるのに!
「青荷温泉」は、別コーナーで「私のお薦め宿」にすれば良かっただけの話だが、番組スタッ
フがあまり温泉に詳しくなかったのではないかと思う。そういう、俺とて、まだくちばしの黄
色いひよこではあるが、温泉名人やら、温泉サイトの情報交換は多々ある。そこで、今回は、
各地区の温泉地ではなく、お薦めの「温泉宿」を挙げてみたい。
☆北海道…上の湯温泉・銀婚湯 大正天皇の銀婚式の日に温泉を掘り当てたとかで「銀婚湯」と
名付けた。内風呂の他、庭園内のつり橋を渡って3つの露天風呂がある。温泉自慢で料理も素晴
らしい。冬の雪見風呂もいいが、爽やかな夏場がお薦め。
☆東北…秋田県 駒ヶ岳温泉 乳頭温泉郷の入口(田沢湖温泉)にある。ふたつの渓流に囲まれた宿
で、あの「鶴の湯」の姉妹館。夜は宿の車で鶴の湯に連れて行ってくれる。コストパフォーマンス
が素晴らしい。6月には渓流に蛍も乱舞する。
☆関東…群馬県 万座温泉・日進館 標高1800メートルにある万座温泉。日本一の濃さを誇る酸性硫
黄泉が9つの浴場にドパドバと掛け流されている。この宿は湯治プランもあり、温泉好きなら一度は
訪れたい魅力が満載。
以上、東日本のお薦めの宿。どの宿も15000円以内で宿泊できる(詳しくはホームページで)。あくまでも
温泉名人に話を聞き、自分が行ったことがある宿の中でのお薦めで、他にも素晴らしい宿はたくさんあ
りますが…。次の機会に西日本の宿を推奨してみたい。