久々の温泉一人旅に、心ワクワク！

写真は大分県中津城。中津は福沢諭吉の育ったところでもあった。


心は強くない。寂しがり屋である。そのくせ、しょっちゅう、一人になりたいと思う。最近、また友人二人と2泊3日で別府温泉に行った。いつも言うことだが、温泉は好きではあるが、その地の観光、グルメ、人情、その他を含めて旅行するのが目的で、「温泉命」ではない。どうせ泊るのなら、無味乾燥のビジネスホテルより、温泉の方が情緒がある。そんなところかも知れないが、やっぱり温泉に行く。旅行に行く大義名分が「温泉」、それが本音だと思う。

その友人二人、あまり仲が良くない。二人だけではランチ、飲み会も成立しないほどである。初日はなんとか無難に旅程をこなしたが、2日目のランチぐらいから言葉が衝突し始めた。「あ～、やっぱり」と思った。この旅行でなんとか打ち解けないかと思ったが、それを画策した自分が甘かった。旅行から帰って、お互いの電話が、「あの人とは無理だ」である。

「あ～ストレス、貯まるわ」と、思わずひとりごちた。ストレス発散のために温泉旅行に行っているのに、逆にストレスを貯めたままである。これは、「一人旅」が必要だと思った。

９月１１日から１３日まで３日間休みがある。自分は温泉通を気取っているが、石川県の和倉温泉はまだ行ったことがない。これでは温泉通とは言えない。大阪に住んでいて、全国区の和倉温泉を外しているようではとても温泉通とは言えない。おそらく、ここが最後の砦で、他の有名温泉地は制覇しているつもりである。

そこでいろいろネットで精査した。交通費はJr西日本のトクトクきっぷでお安く、宿泊は和倉温泉の「美湾荘」の一人旅設定でお得に、そして近隣の観光、日帰り入浴を検索した。その結果、観光、グルメとも手ごたえは十分で、楽しい旅になる予感はある。しかし、根っからの寂しがり屋だ(若いころはクールだった)。寂しさのあまり、夜酒を飲み過ぎて泥酔しないよう、心がける必要がある(笑)。