▽「虫の居所が悪い」って慣用句あるじゃないですか。
機嫌が悪いことを表現する慣用句なんですけど、
あれって結局虫はどこにいるんだよってふっと思ったんです。
▽「頭にくる」っていう慣用句あるじゃないですか。
あれ主語が抜けてて、一体何が頭に来たんだかわかんないじゃないかってふっと思ったんです。
▽けど偶然その二つの言葉が同時に思い浮かんだことで、
謎は解けました。
▽「頭にくる」っていう慣用句は
かっとなる、ひどく腹が立つ、という意味。
それに似た意味の言葉で
「腹の虫が納まらない」っていう慣用句あるじゃないですか。
つまりは
頭にきているのは腹に納まらなかった虫ではないかと。
▽そしてふっとこの考えありかもしれないと思わしめた言葉が
「虫唾が走る」という、不快感を表現する慣用句。
虫は腹の中から脱出後、食道を通過し、喉の奥あたりを通るときに自らが出していた虫酸を人間に感じさせ、
頭にくるのではないかと。
▽そう。「頭にくる」の慣用句の主語は腹の虫なわけです。
日本人の主語を省く習性のために、また、短い言葉で様々な様子を表現する「慣用句」というものであるために、いつしか短くなってしまいましたが、
「頭にくる」は本来「腹の虫が頭にくる」であったわけです。
▽「虫の居所が悪い」っていうのは機嫌が悪いときのことを指します。
つまりまだ怒ってはない。
頭にきている状態ではない。
ということは、「虫の居所が悪い」という言葉を使う時、
虫はだいたい食道か咽喉のあたりを移動中であるという考えが有力ではないでしょうか。
▽これで長年の疑問が解けました。
「頭にくる」「腹の虫がおさまらない」「虫唾が走る」「虫の居所が悪い」、この4つの点をつなぎ合わせることにより、
一つの事情を知れたわけです。
これぞ「合点承知」。
機嫌が悪いことを表現する慣用句なんですけど、
あれって結局虫はどこにいるんだよってふっと思ったんです。
▽「頭にくる」っていう慣用句あるじゃないですか。
あれ主語が抜けてて、一体何が頭に来たんだかわかんないじゃないかってふっと思ったんです。
▽けど偶然その二つの言葉が同時に思い浮かんだことで、
謎は解けました。
▽「頭にくる」っていう慣用句は
かっとなる、ひどく腹が立つ、という意味。
それに似た意味の言葉で
「腹の虫が納まらない」っていう慣用句あるじゃないですか。
つまりは
頭にきているのは腹に納まらなかった虫ではないかと。
▽そしてふっとこの考えありかもしれないと思わしめた言葉が
「虫唾が走る」という、不快感を表現する慣用句。
虫は腹の中から脱出後、食道を通過し、喉の奥あたりを通るときに自らが出していた虫酸を人間に感じさせ、
頭にくるのではないかと。
▽そう。「頭にくる」の慣用句の主語は腹の虫なわけです。
日本人の主語を省く習性のために、また、短い言葉で様々な様子を表現する「慣用句」というものであるために、いつしか短くなってしまいましたが、
「頭にくる」は本来「腹の虫が頭にくる」であったわけです。
▽「虫の居所が悪い」っていうのは機嫌が悪いときのことを指します。
つまりまだ怒ってはない。
頭にきている状態ではない。
ということは、「虫の居所が悪い」という言葉を使う時、
虫はだいたい食道か咽喉のあたりを移動中であるという考えが有力ではないでしょうか。
▽これで長年の疑問が解けました。
「頭にくる」「腹の虫がおさまらない」「虫唾が走る」「虫の居所が悪い」、この4つの点をつなぎ合わせることにより、
一つの事情を知れたわけです。
これぞ「合点承知」。
なるほど!