奄美大島・徳之島・与論島への旅

2018-09-21 07:59:59 | おひとりさま
現地のバスガイドさんによると、この時期は台風が襲来することが多く、
晴れる日は少ないそうですが、
幸い、ツアー中の4日間とも快晴に恵まれ、碧い海と青い空のコントラストを
満喫してきました!

ここ数年、石垣島及び八重山諸島に2回、屋久島、宮古島諸島、久米島へは
それぞれ1回と、「南の離島めぐりツアー」にハマっている私。

しかし、過去3回の旅では、あまり天候に恵まれず、ちょっと悲しい思いをしてきました。

今回は、みごとに、リベンジを果たしました!

前置きが長くなりましたが、旅の行程と写真をご紹介

【奄美大島】

伊丹空港から直行便で奄美空港へ。わずか2時間少々で到着。
飛行機の中で寝てたら着いた、という感じで、ちょっとビックリ。

観光バスで、昼食場所「ひさ倉」さんへ。



奄美郷土料理「鶏飯(けいはん)」をいただきました。

ほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤ漬けか沢庵漬けなどの具材と葱、きざみ海苔、
白胡麻などの薬味をのせ、丸鶏を煮て取ったスープをかけて食べる料理だそうです。

バスでしばらく走り、西郷隆盛が奄美大島に島流し(?)にあったときに
住んでいたという住居を見学。



加那さんという女性と住んで、二人の子供をもうけたそうです。

次に、「黒潮の森マングローブパーク」へ。

カヌーを漕ぎ、マングローブが両岸に生い茂る川を、探検(?)しました。





石垣島の仲間川でも日本最大級のマングローブの群生林をエンジン付の船で
案内してもらいました。そのときは、楽チンでした。
が、ガイドさんに誘導されるまま、一人でカヌーを漕ぐのも、違った目線で
マングローブ群生林を眺めることができ、楽しかったです。

次に、「金作原原生林」へ。
「ネイチャーガイド」のおじさまに、解説してもらいながら、亜熱帯地方の珍しい植物を
観察しました。





ホテルに到着し、チェックイン。夕食はホテル近くの「郷土料理・島唄のお店」へ。





島唄のライブが始まり、聞き惚れているうちに、最後では、唄に合わせた振り付けを
練習させられ、客も踊らされてしまいました。(笑)


【徳之島】

奄美大島からフェリーに乗り、徳之島へ。所要時間は約2時間。



デッキから見る海と空の美しさに感動。

徳之島に到着し、観光バスに乗り込んで、しばらく走り。



昼食は「サンセットリゾート徳之島」にて。
マラソンの高橋尚子さんや他のアスリートがこの地を練習場所として使っているそうで、
たくさんの色紙が貼ってありました。

次に、「ムシロ瀬」へ。

花崗岩がムシロのように敷き詰められたように見えることから名付けられたそうです。







これまでに見たことがない、とても、珍しい光景でした。


次に、「ソテツトンネル」へ。



何百本ものソテツが茂っている中を歩きました。
これも、本州では、絶対にできない体験です。


次に、「犬の門跡」へ。
東シナ海に面しているため、季節風や荒波によって浸食された断層・奇岩を
見ることができます。



ここの撮影スポット「メガネ岩」。
徳之島の南西にあり、奄美十景の一つだそうです。



岬に着くまで少し歩いた道にて。
ハイビスカスは年中咲いているそうです。




【与論島】

徳之島から与論島へは、フェリーで、約4時間。
でも、けっこう大きなフェリーだったので、全然退屈しませんでした。
いつも九州へ帰省するとき利用する「さんふらわぁ」のちょっと小さめという感じで。

展望浴場で朝風呂を貸し切り状態で楽しんだり、同じツアー客の方とおしゃべりしたり、
レストランで昼食を食べたあとは、客室で昼寝したりするうち、与論島に到着。

まずは、与論島での一番の高台に案内してもらいました。





次に、「与論民俗村」へ。





昔、民家で使っていた道具・瓶などを集めて展示している場所で、
ここの創設者であるおばあさんのお孫さんの解説を聞きながら、興味深く
拝見しました。
休憩場所・売店もあり、観光地としてしっかり成り立っているようです。

次に、すぐ近くの「日本一小さい鍾乳洞」へ。



といっても、けっこう歩きました。
何百年もかけて、こういう鍾乳洞ができたのだなぁと思うと、
感慨深かったです。

そして、最終宿泊場所「プリシアリゾートヨロン」に到着。



広い敷地内に、2階建てのコテージが数十棟あり、プール・プライベートビーチもある
「リゾートホテル」です。







コテージに泊まるのは初めてで、しかも部屋が広くて、テンションUP
一人で泊まるのは、もったいないくらい。

部屋でくつろいだあと、日没の時刻に合わせ、海に沈む太陽を見に行きました。





夕食は、ホテルの和風レストランにて。
写真奥は、沖縄・奄美名物の「グルクン」という魚の唐揚げです。

ちなみに、この旅行中3日とも、場所は違えど、毎回、夕食で出てきたのは
「豚肉あばらをこってり煮たものと野菜の炊き合わせ」
「もずく酢」
「新鮮な刺身」
「パパイヤの漬け物」
です。

コテージの1室で贅沢な気分を味わいながら、ぐっすり寝て。

与論島での最後の観光場所は、大金久海岸。



グラスボートに乗って、ガラス越しに海底を眺めたり、干潮の場合は「百合ヶ浜」という
幻の島に上陸(?)できるという趣向でしたが、あいにく上陸は無理でした。

その代わり、エメラルドグリーンの海を、堪能しました。





ウミガメが泳いでいるところを、見ました。一瞬ですけど。
水族館では何度も見たことがあるのですが、実際に海の中を泳いでいるのを
見たのは初めてだったので、ちょっと感動しました。

ホテルに戻り、送迎バスで、与論空港へ。そして、鹿児島空港へのフライト。


【番外編:鹿児島】

鹿児島空港から伊丹空港までの乗り継ぎに4時間あったのですが、添乗員さんが
鹿児島空港近くの「麹の里 バレルバレープラハ&GEN」という施設に
案内してくれました。



入館無料。
そして、麹の効用などについて説明を受けたあと、焼酎の試飲。
美味しいハム・ソーセージなどの試食もあり。

夢のような施設でした。

次に、添乗員さんが、案内してくれたのは、近くの「西郷公園」。



西郷隆盛の像が、どーん。

資料館や売店など、完備されている施設でした。
ツアーの行程には入ってないのに、送迎バスまで手配して、こういった施設に案内して
くれる添乗員さん、すごいと思いました。

鹿児島空港へ戻り、空港外に設置されている「足湯」で、同じツアーに一人参加の方達と
おしゃべりし、時間つぶしをしました。

今回は、わずか9名のツアーで、そのうちご夫婦が2組、一人参加は
男性2名、女性3名という構成。
一人参加のほうが多いというのは珍しいかも知れません。
昼食・夕食では必ず5名が同じテーブルになり、ビールや黒糖焼酎を飲むうちに、
会話が、はずむはずむ。
ご夫婦2組のテーブルは、しっとり落ち着いて食事を味わっているというのに。

初対面同士の5名は、
「ウソでしょ~」「ぎゃはは」「じゃ、こんな話、知ってます?」
「えー!何それー?」
「いや、そもそも、ワシはそんな言葉聞いたことない」(73歳男性)
「だからー!さっきも説明したでしょ!」
と、高齢男女の合コン状態。

天候に恵まれ、一人参加の客同士で盛り上がり。
こんなに楽しい旅は、初めてでした。

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