ガス太郎遠征日記!( がんばれ!FC東京サポーター!)
ひらすけ(男)&バモ子(女)&ガス太郎(オス?)板橋区民3人のFC東京観戦日記、遠征日記、食い倒れ日記




津軽を後にし帰路へ向かう。
青森駅へは少し遠回りだが五所川原市金木町へ
立ち寄って向かうことにした。


そこには昭和の文豪太宰治が生まれ育った生家と
家出をし後、東京からの疎開先として過ごした離れの家がある。

明治の大地主で代議士でもあった太宰の父、
津島源右衛門が建設したその建物は
現在は太宰の小説「斜陽」から「斜陽館」と
命名されて観光用に開放されていた。


だが自分が興味を持ったのは「斜陽館」より
むしろ離れにある疎開先の家の方だった。

そこを管理している方々の話によると
斜陽館の方は重要文化財として指定されているが、
こちらの離れは指定には至らなかったとの事だ。


ひょっとしたら津島家と関係のある方々なのだろうか?
親切に屋敷内を案内してくれた。
太宰治の作品は実話に基づいた話が多いらしく、
前回紹介した「津軽」で語られている「旧奥谷旅館(竜飛岬観光案内所)」同様に、
この離れの家も「故郷」や「思ひ出」に登場している。


この離れの部屋の中で「故郷」の朗読をしてもらえます。
多くの観光客で賑わう斜陽館とは違い、
こちらはひっそりとしている。

静まり返る中、読んでいただいた一文を抜粋すると
「母は離れの十畳間に寝ていた」
「廊下を歩いて洋室に行った。洋室は寒く、がらんとしていた。」。。


まさに今その十畳間にいて、
十畳間を出ると洋室に続く廊下が有る。


ここまで心にしみる朗読は初めてだ。
すごくいいですよ。

「太宰治疎開の家」皆様もぜひ一度足を運んでみてください。

ちなみにここ金木町は「雪国」や「酒よ」
「ゲゲゲの鬼太郎」
なんかのヒット曲を飛ばした演歌歌手の出身地としても有名です!

ほら行きたくなってきたでしょ!

ひらすけ母:
よし!いくぞう!

(母親と二人の旅行ですた。最後でやっとセリフを付けられました。)


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