まどかの楽しい時間

まどかは絵を描くのが大好き!次の作品はな~に?

ぼくのお姉ちゃん

2011-01-31 20:34:50 | 日記
息子の作文が入選しました。内容は次の通りです。

 ぼくのお姉ちゃんは、ダウン症というしょうがいがあり、校区の中学校の特別支援学級に通っています。そして、お姉ちゃんのお友達には、言葉が話せない人や、じっとしていられない人もいます。ぼくは、お姉ちゃんやお友達とよく遊びます。みんなしゃべるのがそんなに上手じゃないけど、表情を見ていたら笑ったり怒ったりするので気持ちが伝わってきます。とってもやさしいし、遊んでいてすごく楽しいです。
 でも、ぼくが1年生の時、クラスの友達が「お前の姉ちゃんバカやろう。」と、言ってきました。ぼくは「意味わからん。」と、言って帰ってきましたが、とても悲しくて悔しくてたまりませんでした。お姉ちゃんは、とても優しくて大好きなのに何でこんなこと言われなきゃいけないんだろうと思いました。
 それから1年後、学校の夏休み作品展に出しているお姉ちゃんの絵を見て、その友達は、「お前の姉ちゃんすごいな~。」と、言いました。ぼくは、お姉ちゃんをほめてくれて、とても嬉しくなりました。
 お姉ちゃんの絵画教室には、他にもいろんな障害を持ったお友達が大勢いるけど、みんなとってもきれいな絵を描いています。その絵は、他の人が真似しようと思っても絶対まねできない絵ばかりです。
 ぼくは、お姉ちゃんのおかげでいろんな障害のある人と知り合いになれるので、そんな人の気持ちが少しはわかるようになったし、とても素晴らしい才能があることも知りました。
 ぼくの周りの人には。まだ障害のある人のことが良くわからない人の方が多いと思います。そんな人たちに、障害があっても、ほかにいろんなことが出来るし、とっても優しいんだよ、と伝えたいと思います。


同じ小学校に2年間通った2人です。はじめはまどかの事でいやな思いをしたらどうしようと?心配しましたが、息子は強い心とまどかを認める優しさがあり、乗り越えてきました。そして今は、まどかを自慢しています。「姉ちゃんの絵すごいよ!」と。ほんとに嬉しい限りです。
コメント (4)
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