まどかの楽しい時間

まどかは絵を描くのが大好き!次の作品はな~に?

ゆう君の卒業

2014-02-20 22:06:08 | 日記
今日は、アトリエに来てるゆう君の卒業の日でした。

ゆう君はまどかより二つ年上のお兄ちゃんで、重度の障害があります。お母さんとはゆう君が3歳の時に初めて会って、すぐに親しくなりました。
やる気は満々だけど継続が苦手な私と、いつも冷静ですごく真面目で毎日コツコツと頑張れるゆう君のママ。共通点は、子どもの為ならがんばれる心を持っているところ。
私は出来ないけど、ゆう君にはいいかも?と勧めたトレーニングを4~5年も続けられるホントにすごいママです。
そんなママのお子さんのゆう君がアトリエに入ることになったのはまどかが絵を始めて1年以上たったころ。ゆう君のママがうちに来た時に、いつもの様にまどかの絵をうれしそうに見て❗️と見てもらってたら、いきなり“うちも習わせようかな⁈”とゆう君ママ。“誰か付いてたら大丈夫じゃないかな?”と私。その後すぐにアトリエに入りました。
ゆう君は、会話も筆を持つのも出来ないので、持ちやすいスプーンにタオルを巻いて筆の代わりにしたり、スポンジや指を使って描きます。筆のかわりもキャンバスをのせる台も先生とママが相談してその後ママの手作り。絵を描く前の準備から大変だったみたいです。でも、そのかいあってすごく素敵な作品がどんどん出来て行きました。絵を描いてる時間はすごく静かなのに、帰る時だけは大きな声を出してタッチをして帰ります。
今日は最後とわかっていた様で、何度もタッチするゆう君。私が涙が出そうになっていると、先生は既に涙が・・・思い出が多すぎて、淋しいとしばらく涙が止まらない先生でした。
支援学校を卒業して、お仕事につくゆう君。たまにはアトリエに来て欲しいなあ❤️
コメント
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