ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

2008-2009  韓国俗物紀行(3)

2008-12-30 16:44:40 | 旅(韓国)
今日はクリスマスですので街もにぎわっていますが、バスの停留所には家に戻る人たちが大勢列を作っていました。そろそろご帰宅の時間でしょうか。ドーナツ屋では、(多分)アルバイトの学生が大声でドーナツを販売していました。写真を撮ろうとすると、女性は顔を隠しました。それで私が買わないで去ると「買ってよー」(でしょう、おそらく)という声が響きました。確かに買ってあげればよかったかな。



で、明洞名物というか韓国名物の屋台を冷やかしながら歩きます。いやあ、それにしてもほんと屋台って絵になりますね。だから私は、韓国の街をぶらつくのが好きです。









中に道の真ん中で犬を数匹抱えている老女がいました。犬は売り物なのでしょうか。日本語で「見物のみはお断り」みたいな立て札がありましたから、やっぱり売っているんでしょうね。でも韓国から日本に犬を運ぶのは通関その他が容易ではありません。

私も屋台で少し食事をして見ます。ソーセージが2,000ウォン。ハンバーグの中に餅を入れたものが1,500ウォンです。特にソーセージはあんまり安くありません。日本のコンビニくらいの値段かな。餅入りのは、比較の対象がないのでなんともいえませんが。

よせばいいものを、もう一軒で食事をすることにしました。はじめは部隊鍋(プデチゲ)と呼ばれる寄せ鍋を食べようかと思ったのですが、さすがにそんなのは量が多すぎて食えっこないので、どこか違う店で食べようかと思いました。

で、結局、ホテルの近くの、前々から存在は知っていた食堂に足を運びました。中に入ると思いっきり韓国語で挨拶されました。日本人だと言うと、日本語メニューを持ってきてくれました。

私がカルビタンと焼肉一人前(牛の薄い肉)とビールを注文すると、焼肉は二人前出なければいけないとのこと。そんなこと知っていますが、一人前で出してくれる食堂もあります。で、それならいらない、カルビタンだけくれというと、それでは不可とのこと。面倒なので、なら焼肉二人前ということにしてしまいました。ちゃんと炭火を持ってきてくれます。



そうこうしていると、日本人の女の子二人組みが入ってきて私のテーブルの隣に座りました。彼女らは日本語で挨拶されたから、やっぱり私はぱっと見日本人より韓国人に見えるんですかね。

女の子のうちの一人が、灰皿を求めて煙草をすい始めました。あんたねえ、煙草は体に悪いよ。ていいますか、普段煙草をすうのはぜんぜんかまわないけど、このような食堂ではやめてほしい。煙草の煙がくると、思いっきり味覚が狂っちゃうんでね。

焼肉自体は肉も薄い(笑)ので二人前でもぜんぜん平気でした。が、韓国名物の膨大な付け出しにはさすがに参ります。







あれは「食べきれないほどたくさん出す」という哲学が基本のものであるため、食べきってしまうとかえって失礼なんだそうですが(という話を聞いたことがあります)どのみち食べきれる量ではありません。

勘定は29,000ウォンでした。内訳は
ビール:4,000ウォン
牛の三枚肉(二人分):20,000ウォン
カルビタン:5,000ウォンです。

レートの関係で安いですが、しかし食べすぎと散在ですね。旅は長いので気をつけないと。
コメント (4)
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