ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

巣食う会の集会にもぐる

2009-05-07 21:32:03 | 北朝鮮・拉致問題
前にも書きました通り、5月6日に「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議」(救う会=巣食う会)の行事がありましたので、社会勉強を兼ねてもぐってきました。なにも連休最終日にそんなことしなくたっていいと自分でも思いますが、もの好きというのはこのような不可解な行動をとります。



会場は、日比谷公会堂です。



満席とは言いませんが、徐々に参加者が入場していきます。

2時ちょっとすぎくらいに集会は始まりました。私ははじっこに座ります。テレビカメラも何台か入っていました。

なお、以下コンパクトなデジカメでしかも望遠で撮ったので、あまり写真の出来がいいとは言えないことをご了承ください。



壇上には、家族会、巣食う会のほかに、政治家たちもいました。なかなかの大物もいます。




櫻井よしこが司会を務めます。彼女も多忙でしょうに、熱心です。



最初に飯塚家族会代表があいさつをします。なかなか話し方のうまい人だなと思いました。訥々としたしゃべりかたの横田前代表とは対照的です。

こんなペースですといつまでたっても終わらないので、印象的な人だけ紹介します。



平沼赳夫拉致議連会長です。彼のような極右の人間が拉致問題に深くコミットしているのは、いろいろな意味でとても不幸だと思います。



左から2人目が河村官房長官、その右が中川昭一前財務大臣、一人おいた右が、西村眞悟衆議院議員です。彼は弁護士法違反でパクられました。また、息子さんが自殺してしまいました。前者はともかく後者は気の毒です。他にも小池百合子衆議院議員も顔を出していました。

河村氏へは、かなり激しいヤジが飛びました。中川氏へは、あの酔っ払い記者会見への揶揄のヤジでも飛ぶかと思いましたが、そのようなものはありませんでした。西村氏は、日本の核武装まで言及し、会場から拍手がありました。困ったものです。



このブログでも何回も馬鹿にしている荒木和博特定失踪者問題調査会代表です。どんな非常識なことを話してくれるのか楽しみにしていたのですが、わりとおとなしい話しかしなかったので面白くありませんでした。



田口八重子さんの息子さんの飯塚耕一郎さんです。先日金賢姫とあったときのことを一生懸命話していました。



巣食う会副会長の西岡力です。金正日を激しく非難していました。「キム・ジョンイル」と呼ばず「きん・しょうにち」と呼び続けていたのが妙に印象に残っています。



横田早紀江さんです。先日私は彼女についてかなり厳しい記事を書きましたので、少々複雑な心境になりました。彼女は、やさしい自分の娘がスパイ関係の仕事をさせられていて残念で仕方ないみたいな話をしていました。さすがに彼女は話がうまいと思います。会場も彼女の話を熱心に聞いていました。

ほかにもいろいろ興味深い話や情報を聞くことができましたが、長くなるので今日の記事はここで打ち切ります。話はメモをとったので、これからのこのブログの記事に生かしていきたいと思います。

家族の訴えが終わったところで会場を後にしました。



何人もの参加者が、この集会は今年で最後にしたいということを訴えていました。私も同じことを望みますが、いろいろな事情でそれは難しそうです。
コメント (6)
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