ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

香港・マカオ紀行2006(12)

2009-05-15 07:45:26 | 旅(香港・マカオ・広州・深圳)


昼食はこちらのレストランでとることにしました。こちらもわりと有名なレストランです。



写真が例によってへたくそですいません。このときのカメラは、明るいところではかなりぴっちりうつるのですが、暗いところではすぐ手ぶれしてしまいます。鳩を食べました。鳩を食べたのはもしかしたらはじめてかも。けっこうおいしかったと思います。



こちらはポルトガル語の書籍を売る店です。私はファドのCDを買いました。それは私のi-podに入れてあります。カトリックの教会が経営している店で、アジア人のシスターに私は、「おすすめのCDはありますか」と英語で聞きました。

すると彼女は、
シスター「韓国の方ですか?」
と英語で聞いてきました。
私「いえ、日本人です」

シスター「あ、日本の方ですか」

と日本語で彼女は答えました。驚きました。まさか、マカオに日本人のシスターがいるなんて、想像もしなかったのです。

彼女と少し会話しました。やはりポルトガルから中国に返還されてから、(当然ながら)現地のポルトガル人はとても減ったそうです。

私「夕暮れにポルトガル人学校の前で女の子たちが座っているところなんて、いい光景でしたけどねえ」
シスター「ええ、そうでしたねえ。あの学校も移転してしまうんですよ」
私「え、そうなんですか」

マカオは現在大再開発中です。昨日のマカオは明日のマカオではありません。いったいどうなってしまうんでしょうかね。

私「シスターは、広東語とポルトガル語は完璧なのでしょう?」
シスター「いえ、そうではないんですよ」

彼女はずいぶん昔からマカオにいるみたいでしたが、なかなか言語を習得するのも困難なのでしょうか。

しばらく私のつまらん話につき合ってくれた彼女に感謝して、店をあとにします。

彼女と話ができたのは、この旅行での一番の思い出です。

ポルトガル語の本はさすがに荷物になってしまいますので(しかし今になってみれば、マカオの写真集でもあったら買っておけばよかったかなと思います)ファドのCDのほかに、絵葉書を数枚買いました。香港に戻る船中で書いて、香港で投函することにします。



マカオ紀行の最後にこちらで少し休みました。香港に戻ります。やはり一泊ではマカオを楽しむわけにはいきません。ほんとなら一週間くらい滞在してじっくり観光する街ではないでしょうか。なかなか難しいことかもしれませんが。





重慶大廈の宿に落ち着きます。バストイレ共同ですが、当時で100HK$という格安の宿です。たんに寝るだけなら、何の文句もありません。



香港の街に繰り出します。食事とショッピングが私を待っています。

(つづく)
コメント (2)
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