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「めざクラ」サマースペシャル感想

こんばんは、メーヴェです。
あれとかこれとか、やりたい事がいろいろ溜まってはいますが、
ネタ振りをしてしまったのでせっかく参加してきたので、
いつもの様にレポ書きます。

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ブルボンpresents
めざましクラシックス~サマースペシャル'08~
produced by ちさ子&軽部

2008.7.25 PM7:00開演
会場:サントリーホール・大ホール

スペシャルゲスト:小椋佳/coba
ゲスト:伊東恵里/12人のヴァイオリニスト
出演:今野均(ヴァイオリン)/榎戸崇浩(ヴィオラ)
江口心一(チェロ)/赤池光治(コントラバス)/安宅薫(ピアノ)
司会:高嶋ちさ子(ヴァイオリン)/軽部真一

プログラム【第1部】
「真夏の夜の夢」より序曲:メンデルスゾーン
「四季」より“夏”:ヴィヴァルディ
ブエノスアイレスの夏:ピアソラ

 ― ゲストコーナー coba ―

     【第2部】
フィドル・ファドル:アンダーソン
カルメン幻想曲:ビゼー/サラサーテ/藤満健

 ― ゲストコーナー 小椋佳 ―

威風堂々:エルガー

【アンコール】
「over the rainbow」(ミュージカル「オズの魔法使い」より)

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ここから先は、うろ覚えなレポートと、とてもざっくりとした感想なので
とりあえず書きますが役に立たなかったらごめんなさい、と先に謝っておきます(汗)
では。

始まりはとても有名なメンデルスゾーンの「夏の夜の夢」、と言われても
ピンと来ないかもしれませんが、いわゆる「結婚行進曲」と言えばお馴染みですね。
(あのパパパパーンてヤツです)(←なんつー表現)
夏にまつわる曲を、解説を交えながら、めざクラアンサンブルの皆さんで演奏。

続いて、最初のスペシャルゲスト、アコーディオニストのcoba氏登場。
ソロで1曲と、めざクラアンサンブルとのセッションで2曲を披露。
とても迫力のある演奏に釘付けだったのですが
「だったん人の踊り」しか曲目が思い出せないのが情けない…(すみません)
しかしオペラグラスを買っていったのは正解だった!

coba氏はとても気さくで、トークも上手な方でして(独特なセンスがあります)、
途中でアコーディオンの弾き方や、楽器にまつわるいろんなお話をしてくれました。

アコーディオンという楽器は、右手側の鍵盤を弾きながら、
左手側に付いているボタンを押しつつ、真ん中の蛇腹を動かして音を出します。
左手のボタンは和音(ボタンによっては単音)を出すために使うのだそうですが
皆さんは知っていましたか?

ええ、私はもちろん、知りませんでしたとも。

左手は蛇腹を動かすだけかと…(汗)そして今まではアコーディオンに対して
何となく陽気でお茶目なイメージを勝手に持っていたのですが、
最初の1曲を聴き、さらにその話を聞いて、私のアコーディオンに対する印象が180度変わりました。
高嶋さんが「小さなオーケストラですね」と感心されてましたが、まさにその通りです。

ちなみにcoba氏の名前の由来は、本名が「小林」だから(笑)。
特に小文字表記がお気に入りなのだそうです。
あとトレードマークのボーダーのシャツは、
実はオーダーメイドで所有している数は500着を数える(!)とか何とか。
その他、楽しいエピソード満載でしたが書ききれないので、割愛させて頂きます。。

第2部は12人のヴァイオリニストの皆さんが登場。
しかもこの日は14人。(常に何かあった時のための補欠?のメンバーさんがいらっしゃるのだそうです)
「カルメン幻想曲」はオペラ「カルメン」の曲を特別にメドレーっぽくしたもので、
「ハバネラ」とか「闘牛士の歌」とかの有名どころを聴くことができました。

小椋佳さんのコーナーでは、まず1曲目から名曲「愛燦燦」で歌声を披露。
そして、小椋氏作の音楽劇、歌綴り「天狗姫」は、
今回の「めざクラ」の大きな見どころ。
鼻の大きな狩人の十三(じゅうざ)と、天狗なのに鼻の小さい天狗姫の恋物語。
軽部氏が十三役、ゲストの伊東恵里さんが天狗姫の役をつとめ、
小椋氏が語りと歌を担当。
セリフと歌とクラシックが三位一体となった素敵なお芝居(?)でした。
途中に「君が美しい時は 愛されようとする時ではなく 愛そうとする時」という
意味の歌詞があって、とても印象に残りました。(その割にうろ覚えって…)

最後は12人のヴァイオリニストの皆さんも参加して、エルガーの「威風堂々」を演奏。
そしてアンコールで「over the rainbow」を披露して終幕となりました。

終了時刻は10時5分。
約3時間の長丁場でしたが、あっと言う間の、充実した時間でした。
出演者ならびに関係者の皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

感謝の気持ちでいっぱいなのに、こんなヘボいレポでごめんなさい。

本当はもっと面白いんだよう。
何がって軽部さんと高嶋さんの絶妙なコンビネーションがね。あれは必見です。

ちなみに私は今回S席で拝見させていただいたのですが、
後ろの方からものすごい寝息が聞こえてきて(え、S席だよね?)、
あまりの大きさに、無呼吸症候群かしら? と気がかりになってしまいました。

"気軽に聴けるクラシック"がめざクラのコンセプトとは言え
さすがにイビキは勘弁して下さい。
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