激闘の果て

羽生選手グランプリファイナル優勝
おめでとうございます！


しかもあの絶対王者パトリック・チャンを真っ向勝負で撃破！！


チャン選手も決して悪くない状態での演技だったとは思いますが、最後のスピンでの、彼らしからぬミスがありました。
あれはもしかして、足に疲れがきてたのかな？
そうだとしたら、彼もまた今日のフリーに、全力で挑んできていたのだな、ということが感じられました。

演技中に聞こえてきた会場の皆様の手拍子と、終了後の歓声もまた、それを物語っていたように思います。


羽生選手も途中から、だいぶ足にきてるかな、とハラハラしながら見ていたのですが、
それが大きなミスに繋がることもなく、
最後の瞬間まで、全身全霊で滑りきってくれました。

彼の逆境やプレッシャーを糧にする強さは
ただただ尊敬するばかりです。

そして優勝と言う結果に慢心することもなく、
完璧ではなかった自分の演技への悔しさを口にしながら、
評価は評価として冷静に受け止めつつ、
会場のみなさんに笑顔で感謝を述べるなど、
そつのないコメントは十代とは思えない、一流のアスリートであることを感じさせます。

が、

ショートの後のキスアンドクライで
満足そうにニコニコしながらプーさんのぬいぐるみを
いじっているところはまだまだ可愛いです。眉下がってるし(笑)



町田選手も素晴らしかったですね。
昨日はコメントもままならぬほど非常に動揺していましたが、
今日は自分をしっかりとコントロールして
魂のこもった演技をみせてくれました。
表彰台は逃したものの、彼にとって、とても価値のある試合だったと思います。
このままぜひ、次へと繋げていって欲しいです！


心配なのは、織田選手が演技後、片足をかばうように歩いていたことです。
途中のジャンプで痛めたのかも…？
これまで好調できていたので、今後に影響しなければ良いのですが…


さて、次はいよいよ女子のフリーです。
アベック優勝の期待大！

みなさま、世紀の瞬間をお見のがしなきよう！