電気羊の見る夢は

あらためまして
新居昭乃さんライブコンサート
electric sheep
12/30 無事終了いたしました！

期待を遥か飛び越して素晴らしかったです
ひさびさにお姿を見られてお話を聴けてそして歌
あいかわらず美しいお声でした

コンセプトに基づいたアートディレクションと
ライブの度に用意された特別なアレンジ
そして新曲！
一回限りなんてもったいないなぁ
最前列にカメラマンの方がいらしたけど映像化されないのかなあ
まあこれまでの傾向からいったらほぼないですけどね
いいのです、言ってみただけです

映像に残すわけでもない、
本当にたった一度その場所に足を運んだお客さんのためだけに奏でられる音楽
本当に贅沢なライブだと思います

今回のテーマは、電気羊の見る夢

AIが生まれ人の暮らしの中に取り入れられる様になってきた昨今
昔SFでみた世界が現実になってきているなぁという昭乃さん

昭乃さんはそれを、人が思い描いたものが実現している、
願いが叶っているという思いで見ていて、
きっと人の想いには世界を動かす力があって、
だからみんな、いいことをたくさん考えましょう。というニュアンスのことを
言っていたのが印象的でした

そしてそのAIがさらに進化していったらいつか人間みたいに
夢を見るような日もくるんじゃないだろうか
そんなイメージが今回のコンセプト…で合ってるかな、
たしかそんなお話をされていたと思います

ライブの演出、ストーリーを
私なりにですが感じた通りにざっくりとお話

最初はいかにも電子的なコンピュータ画面の様な映像と音楽が鳴り出して
無機質で冷たく寒い、荒廃した街のイメージの中に沈んでいく
そこへ命の息吹を感じさせるカラフルな映像と
等間隔に打つ低い鼓動の音が響いてきて
何かが少しずつ目覚めはじめている予感とともに
だんだんと光が差し込んできて
あたたかい世界が広がってきたところに
アキノ姫が降臨するという壮大なファンタジーだったという記憶ですが
途中心地よすぎて寝落ちしそうになったのでちょっと自信がないですが合っていますか

昭乃さんの思い描く、電気羊の見る夢は
人の手で作り出されたAIが成長して心を持つまでの長い旅の様でもありました

そうあなたが本当は誰だっていいのよ、

というのはクライマックスで唄われた「願い事」という曲の歌詞
AIだろうとなんだろうと存在そのものを無条件に肯定してくれる
そんな力強い愛が胸に響く様でした。

もう少し具体的にセットリストがどんなだったかっていうと
satellite song とか バニラ とか
羽よ背中に とか VOICES とか
覚醒都市 とか 降るプラチナ とか
花かんむり とか 願い事 とか WANNA BE AN ANGEL とか
あと奇跡の海 のカバーも素敵だった
たぶん公式サイトでライブレポを上げてくださると思います
アンコールは 虹

電気羊の見る夢を覗き込んでみたら深い愛に心が解き放たれた
そんな素敵なライブコンサートでありました

一年の締めくくりにこのライブに足を運べたことは
本当に幸せでした

繁忙期の人手不足な時期に
半ば強引に休みをぶんどった甲斐がありました(*´ω｀*)

昭乃さん、スタッフの皆様、会場で時間を共有したオーディエンスの皆様、
その他ライブに関わった全ての皆様に感謝したい

本当にありがとうございました

そろそろ世の中的には紅白歌合戦が終わりそうなお時間

歌をじっくりききたいわたしとしては最近の紅白の
お祭り感満載のああいう感じはちょっと意味がわからないのでスルー

これからもわたしはわたしの愛を貫いてゆきたいと思います

来年もよい音楽や奇跡の様な瞬間に、
たくさんめぐり逢えたら嬉しいです

それでは、このお話はこのへんで