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里帰り

先日、母の実家のある岩手に行ってまいりました

祖母が体調をくずし入院したのがきっかけで

幸い回復して退院し、自宅に戻ってはいましたが
それもお見舞いになるのかな?

小学生くらいに行ったきりでほとんど記憶がなく
ぼんやりとしたイメージではものすごく田舎だったような気が

しかし母にいうと、すぐ近くに地元で有名なスーパーもあるし
大きな道路からちょっと細い道に入るだけだっていうから
実際どんなもんかと思いながら行きましたが




なにこのローカル電車の旅




電車で行くのが初めてだったのですが
冷え込みの厳しい北国だからか、電車の扉は乗る人がボタンを押して開ける仕様

そもそも電車の本数が少ない

降りた駅は無人駅

従姉妹が車で迎えにきてくれていて悪いなぁと思いましたが
絶対に徒歩ではいけない距離
最寄駅…なんだよね一応?

確かに母の言った通り道路は広くて綺麗ですが
車の通りがとても少なく駅を離れるともう
片側もしくは両サイドが常に緑色で
木陰と言えば美しいけどなんとなく薄暗いから夜はたぶんこわい

多少ひらけているようなところには
住居と田畑がワンセット

あまりの長い道のりにまるでドライブに連れてきてもらったような錯覚をおぼえはじめた頃に
車がものすごく狭い砂利道に突入

車一台がやっと通れてハンドル操作を誤ったら転落する様な地形

ようやくたどりついた母の実家は
幼い頃見ただだっぴろいイメージではなく
自分が小さかったからそう見えただけみたい

おばあちゃんは元気そうでした

ネイティブ県民のおばあちゃんは
方言が強すぎるあまり何言ってるか分からなくて
わたしはしかたなく母の隣で曖昧に頷きながらにこにこするしかなく

途中で飼い猫が近づいてきたので
ちょっかいを出し手なずけることに成功

わたしのまわりで猫を飼っている人はこぞって
ウチの子が一番かわいい!って言うんだけど
その気持ちが分かるくらいくそかわいい

しばらく膝の上で可愛がっていたのですが
母には前から懐いているらしく、
途中でわたしの膝と母の膝を行ったりきたり

私たちが帰りの時間になりこたつから離れようとすると
みゃーみゃーと鳴きだす始末

ちなみにわたしはペットらしいペットを飼ったことがありません

母が動物を嫌いなのだと勝手に思っていましたが
そんなことはなかった
てゆうか、農家だったので少し家畜的な動物も飼育していたそうで

その割にはずいぶん憎たらしそうに動物の話をするんだけど
ただ口が悪いだけだったみたいです

まあいろいろありましたが
ばあちゃんに会うと言う目的は達成することができました
じいちゃんにお線香を上げることもできました

従姉妹たちは特別わたしに興味はないらしく
会話はほぼなかったけどまあいいか
滞在時間も短かったので機会があればまた

ついでに観光もしてきたので気が向いたら次回



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