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エール

3.11
あれから10年

仕事だったので起きてごはん食べて普通に支度をしていたら、
朝ともだちからめずらしくLINEで画像が送られてきていて、
見たら、朝刊に掲載されていた羽生結弦選手のメッセージで
朝から胸がいっぱいになってしまいました

毎年この日に私も自分なりに
その時の想いを書いてきましたが(たぶん)
私なんかが言えることはない様な
もうこれ読んでくれたらいいんじゃないかなって思う…
そんな想いのこもったメッセージでした

本文は新聞でもネットでも掲載されているので割愛します(すみません)
(著作権とかあるかもしれないし)

本当はよけいな解釈も不要だろうと思うのですが
わたしの感じたことをただ自分のために記しておきたいという
エゴだけで続けますので
心の広い方はお付き合い頂けましたら幸いです

あくまでも私の印象ですが
常日頃の羽生選手は自分のパブリックイメージを大事にしていて
自分が発するメッセージが世の中にどう受け止められるかを意識して
その時その場所にふさわしいと思える意見を慎重に、そして丁寧に、
平たく言えば「正しいこと」を言っている様に見えるんです

が、今回10年という節目に寄せられた
羽生選手からのメッセージはいつになく
羽生結弦個人として等身大の自分の想いを綴っている様にわたしは感じました

人それぞれいろんな境遇でいろんな想いがあって
どんなに考えても誰もが納得する「正解」なんてない、
羽生選手ですら見つけることができない、
そんな切ない苦しい気持ちが冒頭の一文になっていると思います

もしかしたら今までもずっと抱えてきた素直な気持ちかもしれないし
その正解がない、という事実こそが唯一の正解かもしれない

けれどだからこそ、自分自身の率直な想いをできる限り伝わる様に表現しようと
過去を振り返って、街や人に想いを馳せて、
自分自身に向き合って、勇気を振り絞って言葉を紡いだんじゃないかなって

まるで大切な人へ向けた手紙の様な
想いのこもった文章だと思います

がんばれ、という言葉は使い方が本当に難しい言葉だけど

あの日からずっと頑張ってきた人達へのいたわりと
応援してくれた人達への感謝
そして、それぞれが前を向いて明日を生きていくための「がんばれ」

彼が精一杯言葉を尽くして伝えてくれた言葉はきっとまた
たくさんの人の背中を押す力になるんじゃないかと思います

わたしもがんばる

これといった目標があるわけでもないし
たまには後ろを向いたり休んだりすると思うけど
自分にできることを自分なりに
いつか今よりも未来から振り返った時に少しは胸を張れる様に

そんなふうに思わせてくれました

2011年の6月にアイスショーでキラッキラの笑顔で登場した彼を見て以来
たくさんの力をもらっています

またひとつ感謝です

世界選手権がんばってください

祈ることしかできないけど応援しています!

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