めぐめぐです。こんばんわ。
今日,お仕事に行ってみましたが,
思った以上に気力減衰中で,明日は急遽お休みを取りました。
秋葉原に行って,Windows7の新しい組立パソコンの妄想でもして,
少しだけでも,気力を取り戻しに行ってきます。
そんな中,右下の奥歯が不調で,歯医者さんに行きましたが,
めぐめぐの歯年齢(?)は,50代半ばと思われます(^_^;;
さて,タイトルの件ですが,昨日,資格試験を受けてきました。
検査会社の人なら,受験する人が周りに大勢居るんでしょうけど,
めぐめぐのような研究者だと,情報がほとんど入りません。
1時間でA4用紙に3枚書け,って言われても,
事前情報があって練習しない限り,絶対に無理です。
そんなのって,資格試験のスタンスとして,いかがなものかと…。
というわけで,受験する人の少しでも助けになればと思い,
昨日受けた試験のうち,最も難しい手順書問題(C3)の情報を,
覚えている限りで,公開したいと思います。
Googleで引っ掛かるようになれば,しめたものです。
普段のブログの趣旨とは異なるので,
興味のない方は,完全にスルーして下さい。
#####
浸透探傷試験レベル3(PT3)手順書(C3)の問題例(2010年春期)
※複数問題からの選択式ではなく,1問しか出題されない。
「溶剤除去性染色浸透探傷,速乾式現像法」とか
「水洗性蛍光浸透探傷,湿式現像法」とか,
山を張っても,その効果は期待できないので注意。
試験条件(仕様書に記載以外の問題文の内容)
・製造時の検査である。
・検出するきずは,長さ5mm以上のかなり大きいきずである。
→蛍光浸透探傷でなくてもよい。
・作業環境上,第1石油類,アルコール類は使用できない。
→洗浄液,除去液,速乾性現像剤は適用不可
・作業中,粉じんが出ないことが求められている。
→乾式現像法は適用不可
※これらの条件から,適切な探傷剤を選択する必要がある。
→この場合は,水洗性染色浸透探傷,湿式現像法が最適か?
※これ以外の問題でも,制約条件が課されると推測されるので,
探傷剤の特性は,幅広く知っておく必要があると思われる。
仕様書の内容(覚えている範囲)
・試験体:アルミ鋳造品A
大きさ:約25mm×100mm×100mm
試験個数:200個/日
表面の硬質スケールは除去されているが,
25S程度でかなり粗く,一部はグラインダ加工がされている。
一部の面は機械加工されており,切削油が付着している。
・適用規格
JIS Z 2343-1:2001
「非破壊試験-浸透探傷試験-第1部:一般通則」
JIS H 5202「アルミニウム合金鋳物」
・検査員の資格
JIS Z 2305によって認証された有資格者,
または社内の検査員資格認定によって認定された者とする。
・検査範囲:試験体の全表面(穴の内部を除く)
・試験方法:浸透探傷試験
・合格基準:有害なきずがないこと
(具体的な基準は,きずの発生を想定して手順書に示す)
・報告書の作成:試験体,検査員を報告書に記入すること。
解答用紙について
・解答用紙はA4で3枚(3枚目の下まで書込み部がある)
・各ページ上側に氏名,受験番号等の記入欄があるので,
解答スペースの分量はもう少し少ない。
・足りない場合は,裏面に書き込むことは可能
(「裏面記入」に○印を付ける)
・解答項目(各項目ごとに,四角の枠で囲まれている)
1ページ目
1.適用範囲 ※やや大きい枠
2.適用規格及び基準
3.検査員の資格
4.検査時期
5.試験範囲,および想定されるきずの種類 ※やや大きい枠
6.試験体の温度
7.試験方法
2ページ目
8.使用器材 ※やや大きい枠
9.試験手順(~3ページ目にかけて,かなり大きい枠)
※試験手順は,試験準備~後処理までを記入する。
(項目ごとに枠が分けられていないので,
自分で章立てを含めて記入する)
3ページ目
10.再試験
11.合格基準及び判定
(具体的なきずの例を挙げて記述すること)
※やや大きい枠
12.記録・報告
今回解答した内容で気になる点
・穴は事前に塞いでおいた方がよいのか(キャップ等が必要)?
・グラインダ加工されている面は,前処理にエッチングが必要?
・切削油の除去の方法は?
・合格基準及び判定の内容
・小型部品かどうか微妙な大きさだが,「かご」は使った方がよい?
・1回の探傷個数
最後に,袖ケ浦在住非破壊検査屋さんのブログとかも,
かなり参考になったことを,付記しておきます。
今日,お仕事に行ってみましたが,
思った以上に気力減衰中で,明日は急遽お休みを取りました。
秋葉原に行って,Windows7の新しい組立パソコンの妄想でもして,
少しだけでも,気力を取り戻しに行ってきます。
そんな中,右下の奥歯が不調で,歯医者さんに行きましたが,
めぐめぐの歯年齢(?)は,50代半ばと思われます(^_^;;
さて,タイトルの件ですが,昨日,資格試験を受けてきました。
検査会社の人なら,受験する人が周りに大勢居るんでしょうけど,
めぐめぐのような研究者だと,情報がほとんど入りません。
1時間でA4用紙に3枚書け,って言われても,
事前情報があって練習しない限り,絶対に無理です。
そんなのって,資格試験のスタンスとして,いかがなものかと…。
というわけで,受験する人の少しでも助けになればと思い,
昨日受けた試験のうち,最も難しい手順書問題(C3)の情報を,
覚えている限りで,公開したいと思います。
Googleで引っ掛かるようになれば,しめたものです。
普段のブログの趣旨とは異なるので,
興味のない方は,完全にスルーして下さい。
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浸透探傷試験レベル3(PT3)手順書(C3)の問題例(2010年春期)
※複数問題からの選択式ではなく,1問しか出題されない。
「溶剤除去性染色浸透探傷,速乾式現像法」とか
「水洗性蛍光浸透探傷,湿式現像法」とか,
山を張っても,その効果は期待できないので注意。
試験条件(仕様書に記載以外の問題文の内容)
・製造時の検査である。
・検出するきずは,長さ5mm以上のかなり大きいきずである。
→蛍光浸透探傷でなくてもよい。
・作業環境上,第1石油類,アルコール類は使用できない。
→洗浄液,除去液,速乾性現像剤は適用不可
・作業中,粉じんが出ないことが求められている。
→乾式現像法は適用不可
※これらの条件から,適切な探傷剤を選択する必要がある。
→この場合は,水洗性染色浸透探傷,湿式現像法が最適か?
※これ以外の問題でも,制約条件が課されると推測されるので,
探傷剤の特性は,幅広く知っておく必要があると思われる。
仕様書の内容(覚えている範囲)
・試験体:アルミ鋳造品A
大きさ:約25mm×100mm×100mm
試験個数:200個/日
表面の硬質スケールは除去されているが,
25S程度でかなり粗く,一部はグラインダ加工がされている。
一部の面は機械加工されており,切削油が付着している。
・適用規格
JIS Z 2343-1:2001
「非破壊試験-浸透探傷試験-第1部:一般通則」
JIS H 5202「アルミニウム合金鋳物」
・検査員の資格
JIS Z 2305によって認証された有資格者,
または社内の検査員資格認定によって認定された者とする。
・検査範囲:試験体の全表面(穴の内部を除く)
・試験方法:浸透探傷試験
・合格基準:有害なきずがないこと
(具体的な基準は,きずの発生を想定して手順書に示す)
・報告書の作成:試験体,検査員を報告書に記入すること。
解答用紙について
・解答用紙はA4で3枚(3枚目の下まで書込み部がある)
・各ページ上側に氏名,受験番号等の記入欄があるので,
解答スペースの分量はもう少し少ない。
・足りない場合は,裏面に書き込むことは可能
(「裏面記入」に○印を付ける)
・解答項目(各項目ごとに,四角の枠で囲まれている)
1ページ目
1.適用範囲 ※やや大きい枠
2.適用規格及び基準
3.検査員の資格
4.検査時期
5.試験範囲,および想定されるきずの種類 ※やや大きい枠
6.試験体の温度
7.試験方法
2ページ目
8.使用器材 ※やや大きい枠
9.試験手順(~3ページ目にかけて,かなり大きい枠)
※試験手順は,試験準備~後処理までを記入する。
(項目ごとに枠が分けられていないので,
自分で章立てを含めて記入する)
3ページ目
10.再試験
11.合格基準及び判定
(具体的なきずの例を挙げて記述すること)
※やや大きい枠
12.記録・報告
今回解答した内容で気になる点
・穴は事前に塞いでおいた方がよいのか(キャップ等が必要)?
・グラインダ加工されている面は,前処理にエッチングが必要?
・切削油の除去の方法は?
・合格基準及び判定の内容
・小型部品かどうか微妙な大きさだが,「かご」は使った方がよい?
・1回の探傷個数
最後に,袖ケ浦在住非破壊検査屋さんのブログとかも,
かなり参考になったことを,付記しておきます。