５月２１日 サイパンは快晴だったけど、午後３時頃からスコールが出始めました。

早朝より風が強いので、「どこに潜れるか？」と心配をしながら出発しました。お客様のリクエストもありラウラウ→ウィングを考えていたのですが、結局ラウラウ→グロットとなりました。ウィングのビーチエントリーはまたの機会です。残念です・・・。

さて、本日のラウラウは「スゴイ！」ことになりました。巨大タコ×２匹を見ていると、頭上に軽く４０匹いるカスミアジ軍団（泳いでいる所を数えました。）がぐるぐる駆け巡りしてます。

もちろん、メアジ玉を集団で襲うので「ビデオ撮影には持って来い！」の被写体で、ダイバー一行も狩りの中に巻き込まれてしまいます。比較的透明度の高い水域で狩りが行われていたので、全員でカメラ小僧状態での撮影です。

すると、突然カスミアジ軍団が姿を消しました・・・「？？？」と思っていると、大きなロウニンアジが１匹現れました！堂々たる泳ぎっぷりでメアジ玉を襲っていきました。

帰り際には大きくて太いバラクーダも！！このバラクーダの動き（獲物を襲うとき）が、数年前にヒットしたクマノミの映画「ニモ」とそっくりでした。

また、メアジ玉を挟んでバラクーダと対峙したときは、「バラクーダ、バラクーダ！」と大騒ぎしてしまいました。お客様にお知らせするのに夢中で・・・写真を撮ることができませんでした。笑。

ほかにもアオウミガメ、タイマイ、イロブダイ幼魚×２、リュウグウベラギンポの大群、クロエリオオメワラスボのかくれんぼ、水字貝の交尾など、「今が旬！」と言う生き物を眺めてきました。

ついついロングダイブなるので、１時間ほどでエキジットしようと考えていたのですが「生き物豊富なラウラウ」なだけに簡単にはいきません。

誰もいなくなったところへ、若いマダラトビエイがランチタイムでやってきました。掃除機のように水底を動くマダラトビエイ。かなり長い時間、観察できました。それにしても背中の水玉模様が美しいエイでした♪

ラストはグロットで光のシャワーをチラ見して、グレートバラクーダを見て、ギンガメアジを見て、「最大水深１０ｍ」をしっかり守ってドリフトダイブをしてきました。

この最大水深をオーバーした人は「皆に夕食をご馳走しなくてはいけないルール」ですので、かなり気を遣いました。笑。

あぁ～、気持ち良い１日でした。夜はシゲさんの大好きなラーメンチャーハンの店でオナカをふくらまし、とどめのマッサージで爆睡のメイダイブでした。・・・それでも寝不足のマツオ姉でした。だってラウラウがスゴイんですもの♪

サイパンメイダイブ１９６８のサイト→　http://www.meidive.com/