評価5
再読(前回2021年1月3日)。
マキシムの邸宅近くの港で貨物船の座礁事故が起こって、その事故の調査中、沈没していた小型船が見つかった。船内から発見された女性の遺体は、別なところで発見され溺死とされたマキシムの前妻レベッカと断定される。さらにつぶさに船の状態を調べると、人為的に船底が破壊されていることが明らかとなりマキシムは審問にかけられることとなる。
世間から良妻とされたレベッカの実体が次々と露わにされ、死の直前の行動が解明されて行く。レベッカの死は自殺か?あるいは、マキシムによる犯行か?その結末は?高慢な女レベッカの招いた衝撃的な事実と印象的なラストに拍手。極上のサスペンス!