新白堊スポーツ - since 2004.09.18

'23.3.6以前の記事は旧白堊スポーツ(カテゴリーorブックマーク)で!
野球部記事は'04.9まで遡れます。

走れメロスー太宰治

2024年06月18日 | 読書


評価5

再読(前回2017年6月1日)。
①富嶽百景
②懶惰の歌留多
③八十八夜
④畜犬談
⑤おしゃれ童子
⑥俗天使
⑦駆込み訴え
⑧老ハイデルベルヒ
⑨走れメロス
⑩東京八景

超有名な表題作を含めた10作品。
再読ではあるが7年ぶりに読み終わった正直な感想は「太宰治の作品はなんて読みやすいんだろう」。昔の、しかも大御所の本は読みづらい、難しいとの先入観をお持ち方も多いだろうが、全くそんなことはない、スラスラ読めるし面白い。

私小説的な作品が多いけれど、犬嫌いの私にとっては「畜犬談」が一番面白かった。
「駆込み訴え」はキリストを裏切ったユダの物語。

太宰治、奥が深い。

明日6月19日は太宰の命日とされている(誕生日でもある)桜桃忌である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今も昔も変わらない風景~仁... | トップ | 今朝の盛岡(北上川雫石川合... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事