社会が壊れるのは反社会的行為ではなく、非社会的行為が蔓延するとき。
兵庫県知事戦。以下の記事引用。
公益通報を無視。詳細は省略するが、それが議会で問題となり、百条委員会で問題が明確になった。これは民主主義的手続きを通しているのだから、民主主義的には無視してはいけない。それが社会的ルール。
デュー・プロセスを重要とするのが民主主義。
なんだかSNSで斎藤信者が現れる。石丸現象を思い出されことから、SNSの影響力が指摘される。
それと比較して、新聞テレビなどのマス・メディアは真実を語らないと、どうせ斎藤氏が既得権益を破壊するから攻撃されているのだろうと。憶測、思い込み。
そりゃマス・メディアに問題はあるが、この現象に限れば、事実とその経過を伝えている。
統一教会が協力しているらしいし、宗教右派がバックにいるようでもある。
でNHK党の立花氏がわけのわからない選挙参戦し、片山元副知事から話を聞いたと嘘をついて、斎藤もとひこ擁護。自殺した局長が不倫していたのを隠したのだと、ヒーロー扱い。
デマを信じる。これらがデマだと明らかにされるにしても、どうせマス・メディアは民衆を騙すのだからと、信じてもらえない。そういうエコーチェンバー空間がSNSで、それが大衆の雰囲気を決める。
まだ色々語れることはあるが、日本は壊れたのだ。この非社会性の広がりによって。
斎藤氏を応援した者たちは、この勝利に「我に真実あり」とでも位置付けるだろうが、取り返しがつかないことをしたのだ。愚集なり。