Drマサ非公認ブログ

外国人の生活保護は当たり前

 SNSをなんとなく見ていた。戸田市議選でトップ当選の河合ゆうすけが目に止まった。

 あのジョーカーの格好をした、N国っぽい人、そんな感じで。まあ、それについてはここではスルー。

 外国人の生活保護に対して”持論”を述べていた。

 町田智浩さんのX=批判を引用しておこう。

 「外国では外国人に対する生活保護はない」との発言をしている。

 完全にデマ。諸外国、特に先進国では、外国人に対する生活保護は、当たり前だけど、存在している。生存権だから。こういうところに、日本の人権意識が現れていると思う。

 憲法でいちいち言及することもない、自然権。そういう考えが基底にあるが、国民に対する生活保護とは少しばかり異なっているように思う。

 詳しくは『外国人の生存権保障ガイドブック――Q&Aと国際比較でわかる生活保護と医療』(明石書店2022)を読んでほしい。

 国によって、やり方に違いはある。つい先日だったと記憶しているが、フランスの生活保護は労働義務化が含まれているので、生活保護受けていても少しは働かねばならないとか。

 外国人であれば、住宅保証と医療保障はあって、生活費を限定をするとか。まあいろいろで、国のあり方というか考えが反映されている。

 日本では、どうしても排外主義的反応に向かってしまう。憲法に規定されていないとして、不要だと切り捨て、そのような立場を支持する。つまりは日本人が人権意識を創れていないからだと考えるが、そもそも人権意識が血肉と化していないので、「法的規定がない」と正当化される。

 これをテレビが流す。だからテレビが洗脳装置とでも揶揄されるが、日本がそういう国だってことでしかないように思える。そして、政治家も同じだってこと。

 

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