九州地方は、日本古神道の神様の産地であり、天孫降臨の地の高千穂や、筑紫の日向に
て伊邪那岐大神が禊払れ,三貴神の天照皇大神様、月読尊大神様、素戔嗚尊大神様を始
め、祓戸の大神様が誕生された神話の地域ですが、宗像三神様(田心姫神、湍津姫神、市
杵島姫命)が三宮におまつりされている総称で、宗像大社も福岡県に鎮座しています。
天孫降臨時、天照様の勅命で、猿田彦大神様が大道を、宗像三姫神様が海路を案内をして
道主貴(みちぬしのむち)と呼ばれ、古来より日本国民のあらゆる道をお導きになる、最も
高貴な神様である事もあり、手厚い崇敬を受けてきました。
天照様と素戔嗚尊様の誓約の元、誕生された宗像三姫神様は、出雲大社の大国主命、伊
勢神宮の大日靈貴婦と共に厚い信仰心と崇敬を受けて、海上航路守護神、交通安全の守
護神として、道をお導きになる神様として有名です。
宗像大社に、宗像三姫神様が神勅により舞い降りた森林がありますが、そこの空間は高貴
でとても綺麗で、パワーがみなぎる素晴らしい光りが差しています。昔、この光りと夜の海の
美しさに見とれ、私は福岡県に住んでみたいと思っていた時期もありました。
高貴な光りと、道開き、で日本国と異国との交流地である宗像大社の崇敬と、大道を導く
伊勢の猿田彦大神様の道開き、道中交通や新規開店等、建物を新築をする際や人生の
転機に道開きする神様が猿田彦大神様であり、崇敬する大神様です。猿田彦大神様を思う時、
四季に関わらず銀杏の葉が舞う映像が浮かびます。 玉串奉天の儀式は、猿田彦大神様
が化身となって、神様と人間を結ぶ意味を担っています。又、 宗像三姫神の市杵島姫命は、
妙音弁財天と神仏習合し、宮城県金華山黄金山神社で 祭神されており、本年度の様に
巳年のご縁年は更に神通力が強くなり、信者に神の気吹きを感じれます。