迷子捜索チップモニター

「愛犬を迷子にさせない、事故に合わせない」愛犬家なら誰もが思うことです。預かりボランティアを始めるまではそんなに気にしていなかったのですが、気にし始めるとTwitterでも毎日のように迷子犬の捜索の投稿を目にします。

そんな不幸にも迷子になってしまったワンコを探すのに画期的なシステム「Blumo（ブルモ）」のモニターをすることにしました。

Blumoはスマホを使って、そのチップを搭載した自転車を探す、「自転車盗難防止用」に実用化されているものですが、迷子犬の捜索にも有効ではないか？ということで実験的にモニターをします。

サイズ的には首輪につけるにはやや大きめですが、外れないように首輪に結束バンドで取り付けています。

実際のワンコに着けてみないと何とも言えませんが、つけてしまえば気にならないかなと思うサイズと重さです。

このチップには位置情報発信システムが搭載されていて、スマホのアプリによってチップの発信をキャッチするというものです。GPS搭載のスマホはバッテリーが死亡すると位置情報が掴めなくなりますが、このチップは電池が続く限り電波を発信し続けるので、長期間になってしまう捜索にも有効です。

まずは、スマホへアプリをインストールします。

Blumo for AEON iOS
Blumo for AEON Android

アプリを立ち上げ、①の「自転車を探す」をタップし、②「近くにあるか確認」をタップします。あらかじめ上記の白いチップにつけた名前「Merconi」をタップします。30m圏内に「Merconi」チップがあれば「近くにあります」と知らせます。30m圏内に見つからなかった場合は「盗難です！すぐに捜索！」をタップするとMerconiに一番近いスマホの位置情報をSMSで知らせてくれます。ですので、このアプリのインストール数が多ければ多いほど、電波をキャッチしやすくなり、迷子犬の位置情報もより正確になるということです。アプリをインストールした後はチップを装着した迷子犬が自分の近くを通ったとしたら、アプリが電波をキャッチし、探しているオーナーへその位置情報を自動で送ってくれます。迷子犬がどの辺にいるのかがわかるので範囲を絞って捜索することができます。現在は自転車盗難防止用ですが、ワンちゃん用に首輪にフィットするタイプのチップが開発されれば、齧られて外れたり、また誤飲したりもなくなるのではないかと思います。子供や高齢者の見守りにも活用できるようです。

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