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お星さまになったイヴ

2017年4月 推定9歳で仮宅を卒業したイヴ(推定13歳)は、本日5/5子供の日の早朝、

家族に見守られ、虹の橋へと旅立ちました。

お辛いでしょうにママさんは最後までしっかりと責任を果たさないとと

泣きながら仮母に連絡をくださいました。

イヴちゃんはこの数ヶ月体調が優れず投薬治療をしていたそうです。

家族が揃っている祝日を選んでくれたのかな。

 

イヴの4年間はそれはそれは幸せいっぱいでした。

毎年誕生日にはイヴママはケーキを焼いたり、

お洋服を作ってくれたり、

あんなところへ行きました、こんなところへ行きました、と

イヴとお出かけした時の思い出の写真を

仮母へも送ってくださいました。

いぬ親会へも沢山の新聞紙とともにイヴを連れて来てくださったり、

イヴはまだまだ元気だから大丈夫だと、

仮母はこんな突然にイヴとのお別れがくるなんて想像していませんでした。

ママさんパパさんもお別れの準備もできていなかったかもしれません。

イヴはご家族に負担を掛けまいと、

きっと急いで逝ってしまったのかなあ。

イヴのことだからきっとそうだね。

本日荼毘に付されお家へ戻って来たそうです。

 

イヴが仮宅に来た時はガリガリに痩せて皮膚の状態も悪く、

一人で心細かったよね、

もう安心していいからねと話しかけたのを思い出しました。

ちばわんのセンターレポートより

収容室③ 10/4レポート初登場  (9/26収容)

▽薄茶白 メス 8-10歳 6-7キロやせぎみ(適正8-9キロ)

『大人しく穏やかそうな子です。まだ戸惑っていてオドオドしていたものの

触れても嫌がる様子は見られませんでした。

この子もとても痩せていて、そして毛がボソボソしています。

長い間まともに栄養が取れていなかったのかもしれません。

か弱く、不安げな表情のこの小さなシニアの女の子が

心から安心して暮らしていけるお家がどうか見つかりますように。』

 

人に飼われていたであろうイヴは、

捨てられてボロボロになったけれど、

保護され、

優しい家族とめぐり合いました。

沢山の愛情をかけていただき、

健康的な美犬さんへと大変身しましたね。

本当の家族の元で過ごせた4年間はかけがえのない時間でした。

ママさんパパさん本当にありがとうございました。

 

ママさんにイヴを救ってくれてありがとうございましたと申しましたが、

ママさんはイヴに救ってもらったのは私の方ですと

おっしゃいました。

これからはお空から家族をずっと見守ってくれます。

写真を見返しては涙が止まりませんが、

イヴちゃん仮母の元に来てくれて、

そして誰よりもでっかい幸せを掴んでくれてありがとう。

イヴちゃん

安らかに眠ってね。

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