財務省のパソコンが、2年間もデータ流出に気付かず大問題になっているようです。
内容をまとめると次のとおりになります。
・被害は財務省の複数の職員用パソコン
・期間は、2010年1月から2011年11月までで、最大約2年7ヶ月間
・情報の流出内容は、複数の部局で使用しているPC2000台のうち123台で明確にしていないが納税者情報は大丈夫とのこと
・流出原因は、サイバー攻撃によるもの(不正アクセス禁止法違反で警察が捜査中)
日本の政府機関であってもこの実情です。
外へのアクセス方法を民間と一緒にしていることが原因で、このことが判明したのは憶測ですが、パソコンに詳しい担当者が配属されたか、セキュリティ対策の強化を図るため、入札制度によって新規業者が採用され、1台毎に対策していたところ不審に気付き、これを報告したのではないかと思われます。
この調子だと実被害は、他の省庁にも拡散中なのではと心配になりますね。
サイバー攻撃は、盗んだデータを使用して使用する場合と、制御する場合があると思いますが、政府機関に入り込まれている場合は、その両方のことが多いでしょうから、しっかりとした対策をして欲しいものです。
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