気象庁から緊急地震速報等になりすまし、相手にメールを送りつけて誘導するタイプ(出会い系サイト等)の詐欺が横行しているので注意するように呼びかけがありました。
気象庁から9月24日、緊急地震速報を装った迷惑メールが増加しているとのこと。
なりすましメールにより金銭的な被害を受けた場合は、直ちに被害届を出してください。
これまでに寄せられたなりすまし迷惑メールの例として紹介されているもの。
「緊急地震速報が発表されました」
「地震の影響により津波が発生する恐れがあります」
これらの狙いは相手に考えさせる間(時間)を与えないということです。
意図しない事案が発生し、それに対して考える時間を与えないことが、この手の詐欺を成功させるのです。
この事案の目の付け所がそれなのです。
「ここをクリック」なんて、1秒を争う緊急時に“次”へ誘導する運用は原則ありません。
揺れた後の確認をする場合は気象庁のホームページにアクセスしましょう。
まさに命名するならば「緊急速報詐欺」とでもいうのでしょうか。
気象庁からの緊急速報メールにはURLの記載はありません。
詐欺迷惑メールの多くにはURLが貼られていることがポイントです。リンク先には絶対アクセスしないよう注意しましょう。
いつものメールと異なり、緊急時には専用報知音で着信されますのでその違いに気付くことが大事です。
メールを見ても慌てないでください。
民間業者にメール配信を依頼している場合、冷静に配信元アドレスや文面の詳細を、事業者のWebサイトや案内などで確認してほしいとの注意喚起もあります。
人の不安と不幸で商売する反社会勢力は、次から次へと新手の騙すテクニックを駆使して一般市民を食い物にします。
家族、友人、知人等の方が、まだこの「緊急速報報詐欺メール」の件を知っていないことがありますので知らせてあげて下さい。
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