こいつ何いってるんだ!?
もう一回聞くけど、登るんだよね!?
走るんじゃなくて、登るんだよね!!
これ、ここは登山だから登るところ!!!
まってよん・・(泣)。
今日は彼の身体能力の凄さを紹介します。
私たちが生まれ育った所は、夏頃によく登山に出かけました。
気を付けて登りましょうって先生が言ってるよって・・。
先生の話を聞いていない。
今でこそ走って登ることが「トレイルランニング」として支持されています。
ただ、そんなものがなかった時代に、この馬鹿男は休まず走ります。
何故走るのと聞くと「頂上に1秒でも早く着いて景色をみたいから」。
で・・・ウルトラ。君もついて来いと・・。
標高何千という表現は高さであって、路程の長さではありません。
負荷がはんぱないです。
上の方は岩や石がゴロゴロしています。
靴はスニーカーです。
確かに、渓流釣り、狩りの山登りで鍛えていましたが、距離が違います。
ここで熊に遭ったら、もう死んだふりっていうか、本当に死ぬな、食われる前に心臓が潰れて・・・。
そう思って山に登った記憶があります。
当然、ついていけず、やっとの思いで山頂に行くと、涼しげに下に広がる景色を見て佇む、みぃーちゃん(アホ)がいました。
こいつ、本当は羽があって、それ使って飛んで登っているんじゃないか・・・。
汗もかいていないし・・・。
絶対におやつ食ったな・・・。
釣りに行っても忍者みたいに岩登りするし・・。
暫くして、みんなが登ってきても知らん顔。
登山と聞くとお腹が痛くなるのは、みんな、みーちゃん(アホ)のせいです。
彼の山登りは3歳の時からだそうで、標高355mもある地元の山に、雨でも降らない限り、父親と一緒に登っていたらしいです。
それも道路じゃなく山道を通って・・・。
小学校に入る前には一人で登り、鹿に餌をあげることが日課のようでした。
こちらに引っ越した時も地元の山に行くのが好きでしたから、山にも愛されていたのでしようか。
あるとき、有名な石段が999段もある神社へ行きましたが、彼は何も言わず猛ダッシュで登るんです。
私が走れたのはスズメバチが後ろから追いかけてきたからで、必死過ぎていたからです。
石段は綺麗なものじゃなく、本当の石を積み上げたようなもので、登るのは大変です。
帰りも走るし・・・・。
こんな友達いらねぇ・・・。
こいつがペットだったら蹴ってやるのに(虐待禁止)・・・。
そんな事は今でも怖くて言えないのが現状です。
24時間ずっと寝ててくれないかな。
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