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実害と風評被害の意味すら不明?

2011年03月22日 | 生活

今なお続く震災被害の中・・・

政府の「これらは直ちに健康を害するものではない。」発言が続く。

そんな中、次のような記事を発見。

内容は、記事をまとめたものになっております。

 東京電力は、被災した福島第一原子力発電所の放水口近くで採取した海水から、これを一般人が1年間飲んだ場合の安全基準の127倍に当たる放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。

 海水中の放射性物質は、魚や海藻に取り込まれると、生物濃縮によって濃度が高まる。

 枝野官房長官は、22日午前の記者会見で、「基準値は仮に平均的な摂取量で1年間飲み続けても影響があるという値ではない。しかし、こうした状態が継続すれば何らかの影響も考えられるので、調査と分析の強化を指示した」と述べた。

 さらに、「魚介類への影響については評価を下せる状況にない」としたうえで、農作物と同様、魚介類の出荷制限が行われる可能性について、「あらゆる可能性を否定するものではないが、そうしたことが必要な状況ではない」と語った。

 

 原子力安全・保安院によると、この水を1日2リットルずつ3日間飲むと、年間基準の放射線に被曝(ひばく)することになる。セシウム134は安全基準の24・8倍、セシウム137も16・5倍が検出された。

といった内容である。

海水から放射能が出ているのに、分析結果が出ないまま安全と言い張るのは理解できない。

そして、気になるのは原子力安全・保安院のコメントである。

この水を1日2リットルずつ三日間飲むと、年間基準の放射線に被曝してしまう点である。

30日飲むと10年分の被爆・・・300日で100年分となる。(現状のままだと)

ヨウ素は8日間で半分に減るらしいが、セシウムは30年で半分に半減されるとか・・・

この不安がいつまで続くかは不明であり、ただ国民はこれらの対応に期待し、見守るしか手立てはない。

しかし、水生での生物はそんな中でも海水中の酸素を通して呼吸していることを考えれば、放射能が魚や海藻に取り込まれて、生物濃縮によって濃度が高まったものが、我々の口に入る可能性はどうであろうか?

また、回遊魚(サバ等色々います。)などがそこを通過していた場合、あきらかに他県産として採られたものが売られて体内へ入ってしまうであろう。

これは、ただごとではない状況である。

今回のは、風評という言葉は当てはまらない。

そして、放射能性物質が入っているのは事実なのである。

漁業をやっている方々は、もし海中に油が流出したら、そこら辺の魚が油臭くなるのはみんな知っているのですから。

その他気になることとして、こんなことがラジオで放送されておりました。

東京都の築地市場(場内)で、茨城県産のホウレンソウが競りにかけられず、すべて返品されたとのことでした。(それを返すということは、どういう苦悩なのか彼らは知っている。)

これに対して、政府は法的措置(強制権がないだの・・・)がないので指示できないようなコメントであった。

全く彼らの仕事というものを理解していないと感じる。

先代から引き継いだ、「お客様への安心で新鮮なものへの拘りと信用を、築地で働く者たちの心意気」としていることを考えれば、当然の行動であると感じる。

彼らの仕事(生業)とは、誇りという歴史の継続そのものであるのだから。

 

 

 

 

 

  

 

 



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