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この事態に騒ぐことなかれ

2011年10月12日 | 放射能汚染

予想されていたことが、またひとつ事実として明るみになった。

大気の流れから、東京都、神奈川県、静岡県で放射性物質がセシウム以外に出ることが想定されている。

群馬県、長野県、新潟県も入るはずである。

※記事になります。

横浜市のマンション屋上で、放射性物質のストロンチウムが検出されたことが、民間分析機関の調査で分かった。同市は調査結果を受けて再検査を始め、近く結果がまとまる見通し。東京電力福島第1原発の80キロ圏外でのストロンチウム検出は初めて。

 マンション屋上にたまった堆積(たいせき)物を住民が採取し、8月に「同位体研究所」(同市鶴見区)で測定したところ、ストロンチウム90(半減期約30年)を1キロ当たり195ベクレル検出。9月中旬、市に連絡があった。

 横浜市は福島第1原発から約250キロ。ストロンチウムはこれまで福島市など80キロ圏内では検出されていたが、文部科学省原子力災害対策支援本部は「横浜での検出は確認中だが、検出されれば80キロ圏外では初めて」と話している。

 市は当初、ストロンチウムの検査は予定していなかったが、研究所の調査結果を受け、区内3カ所で測定を進めている。

 ストロンチウム90は文科省の3月下旬~5月上旬の土壌調査で、福島第1原発から29キロの福島県浪江町で250ベクレル、36キロの飯舘村で120ベクレル、62キロの福島市で7.7ベクレル検出されている。【山下俊輔、杉埜水脈】

80km圏内について、何処に根拠があるのか?なんてことを当初は言っていましたが、何やらいつの間にか根拠のように言われています。

これから先、このような問題が数多く騒がれ、最終的には生命にかかわることとして問題になります。

東電下請け社員が何人死んでしまったという問題ではないのです。

汚染されているところで、特に数値の高いところから影響を受けると言う事実に直面していくのです。

これらに対して、いたずらに騒ぐのではなく、我々はその事実を受けいれ、危険なものと安全なものについて隠蔽することなく、直ちに国に発表をさせるべきではないだろうか。

「除染処理」という言葉を聞くたびに疑問を強く感じる。

何を除染できるのだろうかと。

半減するまで何万年、何十年もかかる物質があるのに復興、復興と推し進めている。

被害者に対する国の税金徴収と、県の存在価値を先に考えているとしか思えない。

国民や県民の安全は数値を変えて、不安全なものが安全になって、その都度突発的な問題として取り上げている。

今そこで事故が発生したかのごとく。

故郷がなくなる、故郷に住めない、そうしてはならない。だから安全なようにして、そこに住まわしてあげたい・・・。

誰もがそう感じます。

これらが、地震だけの事故であれば。

しかし、原発事故がひとたび発生すると、尊い犠牲者と周辺の地域が否が応でも奪われてしまう。

この事実について我々は、もっと真剣に考えるべきではないでしょうか。

自分のことを優先にした結果、子供とその将来を犠牲に我々はしてしまったのです。

東電の事故対応は論外として、未だに原発賛成を国民が推しているのです。

その地域が賛成しても、国民の理解がなければ原発の利用すべきではないと思っています。

有事に安全に措置できるようになれば異論を唱えませんが、なにも成す術がないような現状では無責任というしかありません。

事故の発生によって、既に緑の地球ではなくなったのですから。

我々も地域の放射能に対する安全情報や、食の安全を「関係する人がかわいそう」という言葉を理由に、目を背けたり、逃げないようににしなければ問題が極小化するこがないように思えます。

非人道的な意見を言えば、「かわいそうという気持ち」と、「安全」は比例しません。

安全が不確かなものを、かわいそうと言う言葉で、誰かの食卓へ遅らせることは許されません。

言いすぎですが、殺人を幇助しているようなものであると感じます。

人が生活のために、人を苦しめる。

誰もそうなって欲しくないはずである。

誰かが誰かのために「何」をするのか・・・。

この有様の中でも、自分の仕事としてやるべきことをやっている、東電下請け社員に感謝します。

本当の危険な前線に立ち、日々仕事をしている(戦っている)彼ら (友)に敬意を表します。

また、亡くなられた方(友)については、ご冥福をお祈りするとともに、感謝の心をいつまでも持ち続けます。

 

ニコニコ動画より・・・。

「家路」(浜田省吾)

 

 


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