企業倫理

ここ最近、各企業での社会貢献活動なるものが当たり前な世の中になりました。

でも私は思うのです。
その中の一握りしか、本当の志を持っていないのではないかと言うこと。

ホームページに取り上げること。

道路の歩道側の何処かにボランティアをしている企業名を掲げること。

ボランティア？

会社としての貢献活動で、それを１つの業務としたものであれば良いのか。

見なくても分かるのは、あぁ... ...。先を越されたから、わが社もやらなきゃ...。

そうは思いたくないのですが、本当のところです。


偽善な寄付もしかり。


そんな会社に立派な組織をいくら作っても、倫理観(魂)が乏しいため、いつの日にか回避不能な大きな問題が訪れます。


岐阜県の高速道路に流れ込んだ土砂の中に、本来あるはずのない廃棄物が混入していました。

彼ら(会社)のスタンスは、法令違反であることは知ってたが、慣例に従って地中に投棄してましたと、社会貢献が何処に行ったか、耳を疑うような代表者のコメントでした。

日本の物流を支える高速道路が寸断されていることに謝罪もなく。見えないものは違反じゃないと言わんばかりてす。

何よりも気になるのは、このような問題を知った取引先が、問題を発生させた企業が倫理に反する行為をしたことが明確化した状況下で、どう判断するのかと言う点です。
つまり、反社会的な企業として、その取引を中断するのだろうかということなのです。

名前からして、その取り扱う企業が、あまりなさそうな気がします。

余人変えがたし...。

企業倫理が問われる「事件」かなと涼風は注目してます。

なにせ世の中には、平気で夜だから誰にも知られないと開き直り、
製造工程から出た汚泥等廃棄物を用水路に流してる企業が後を絶たないからこそ、各自治体が違反条例を置いていることこそ、その確かな裏付けだと思いませんか？

企業倫理じゃなく、役員倫理が妥当な気がするのは私だけ？