めるままのお気楽ブログ

明日は明日の風が吹く

白内障手術 その2

2014-11-15 13:41:43 | 日記

11月5日(水)は
2回目の白内障手術日だった。

前回と同様、手術は10分足らずで無事、終了~
しかし、何回しても緊張する。
早く、早く、終わって~・・・と考えることはそれのみだ。

二泊三日の入院。
手術の翌日には眼帯がとれたのだが、今回はちょっと違っていた・・
明るく、くっきりした世界が拡がっているはずの目は
かすみがかかったように、ぼぉ~っとしている。
変だ!何回も見直してみるがやはり、ぼんやりとしか見えていない。
手術は失敗したのか・・
軽い焦りが生じる。

ドクターはのんびりとした口調で言う。
「炎症が取れていないせいです。だんだん見えるようになるでしょう」

言われたように次の日から次第にはっきりと見えるようになった。
ほっとする。

退院後、また困ったことが起きる。
キツイ肩こり、頭重、吐き気・・・に悩まされるようになった。
まぶしくて家の中でもサングラスをかけたままの状態。

一週間後の診察で、ドクターがまたのんびりした口調で言う。
「あなたは元が強度近視でしたから、現在の目と差が激し過ぎて、身体が葛藤しているのです」

強度近視というのは、視力0.1以下のことである。
例えば、テーブルを挟んで座ったとする。
座っていることは認識できるが、その人が笑っているのか、泣いているのか、怒っているのか・・
表情が見分けられない状態。
私は、物心ついたときから強度近視だった。
幸い、メガネやコンタクトレンズのお蔭で半生を無事過ごすことができた。

この頃、肩こりなどもやっと軽くなってきた。
身体が新しい目を受け入れてくれたらしい。
その目で見る世界は、燦々と輝いていて、日々新鮮だ。
有難い。
現在、右眼0.5 左眼0.8

右眼は乱視が強かったが、乱視矯正眼内レンズがはいっているので、驚くほどはっきり見える。
軽い近視にしてあるので、手元もよく見えるし、家の中での生活は充分だ。
パソコンも老眼鏡なしで、車の運転も日中ならばたぶん、大丈夫だと思う。
視力がおちついたら遠方用のメガネは作るつもりだ。

今まで愛用していた私の第二の目=コンタクト の出番はなくなってしまった。
大変お世話になりました。
先代のネコ(トラちゃん)のお墓の横に、葬ることにしよう・・・・。