今年はふるさとの桜が観たくて、今月末に帰郷しようと思う。
思えばふるさとを離れて(結婚して)数十年・・
梅の花が終われば桜が咲き、
関東で見ても、関西で見ても桜は桜~
なのだが・・・
今でも思い出すのはふるさとのさくら~
幼い頃、家族5人で行った「道場」の桜。
満開の樹の下、お花見弁当を広げ、ほろ酔い加減の若かりし父・・・やさしい笑顔。
うららかな春の日差しに照らされた小川には、桜の花びらと一緒に、無数のおたまじゃくしが泳いでいた。
桜よりおたまじゃくし・・・を飽きずに見ていたあどけない私。
中学校の入学式。
初めての電車通学だった。
指が千切れそうな重いカバンを持って桜並木の川沿いにあるバス停まで歩く。
薄桃色の花びらが、セーラー服に容赦なく、降り注ぐ。
それを見ると、嬉しいはずがなぜだか不安で、泣きたくなった。
あのときほど特別な桜は、もう、見ることは、無い・・
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ところで、3月中旬、長女と一緒に「水戸偕楽園」に行ってきました。
娘との二人旅、いやあ、とっても楽しかったですよ。
奥飛騨の混浴風呂にひとりで入ったあの子ですよ~(笑)
あいにく真冬のように冷たい日でしたが、梅の花は可憐な姿でほっこり、出迎えてくれました。
夕食は老舗料亭「山翠」の名物「アンコウ鍋」を堪能しました。
お酒はアサヒスーパードライと芋焼酎「八重桜」です(^^♪