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三国「蜀」終焉の旅③~四川省自貢『西秦会館』、宜賓『丞相祠』前編

2007年09月29日 | 中国史跡めぐり(三国志・封神榜・史記)
9月29日(土)1/2
さて今日の目的地は「成都」から南へ4時間ほどの「宜賓」とその途中の「自貢」という町に行きます。
元々この「宜賓」と「自貢」は旅程には入れていませんでしたが、「どうせ四川省に行くんだから、行ってみるか…」って感じで加えたんです。
そのおかげで今回の旅は「国慶節」休暇だけでは収まらず、有休を使うことになったんですがね…
とにかく今日は遠出なので5:00「起床」しました。
一応「ホテル」は朝食が付いてるんだけど、6:30からなので何も食わず(昨日は朝食食べてから出ました)、6:20「ホテル」を出ました。
「ホテル」前から「タクシー」に乗り、「宜賓」や「自貢」行きが出ている「北門汽車站」に向かいます。
まだ外は真っ暗ですよ…
6:35「北門汽車站」に着きました。
「自貢」は「宜賓」の手前の町で大体「成都」から3時間くらいです。
「宜賓」、「自貢」どっちから先に行ってもいいんで、発車時間で決める事にしました。
今の「時間」は6:40…「宜賓」行きは7:20発。
「自貢」行きは7:00発だったので、「自貢」から行く事にしました。

6:55「バス」は出発し、9:55「自貢汽車站」に到着。
読み通り3時間だったね。
この「自貢」での目的は『西秦会館』へ行くことです。

「汽車站」から「タクシー」を拾い、10分ほどで『西秦会館』に到着。(10:05)

『西秦会館』は1752年竣工です。

この『西秦会館』は寺名「武聖宮」で、「関帝廟」とも呼ばれているらしいです。
だから来てみたんだけど…。
「安徽省亳州・花戯楼」(8.15ブログ参照)と同じですね。
「関帝廟」という呼び名もあるものの、『関羽』に関係ある物は何もありませんでした…

これが中の「本殿」かな?

このように「自貢市塩業歴史博物館」として使われています。
ちょっと見て、10:30『西秦会館』を出ました。
今日はここだけが目的なら来ていないでしょう…
真の目的は「宜賓」ですからね。
でも「宜賓」1ヶ所だけだと、それも面白くないからさ。
それで通り道の「自貢」も旅程に加えた程度のことなので。
また「タクシー」で「自貢汽車站」に戻ります。
10:40「汽車站」に着き、次は「宜賓」へ向かいます。

「バス」は11:00に出発し、12:00「宜賓汽車站」に着きました。
ここ「宜賓」で目指す場所も1ヶ所です…。
また「汽車站」で「タクシー」を拾い(行き先言ったら2台乗車拒否された)、「江北公園」に向かいます。

この「江北公園」には『丞相祠』があるんです。

公園は無料で入れます。
入るとすぐ見える「忠」の字。

ちょっとした山道を登って行くと『丞相祠堂』があります。

「位牌」には『漢丞相諸葛忠武侯先賢位』と書かれています。
中には左右4体ずつ塑像があります。
まず左側から紹介しましょう。

「李厳」、「姜維」

『馬超』、『趙雲』

これは奥から撮った右側の塑像です。
こっちも紹介します。

「馬忠」、『黄忠』

『張飛』、『関羽』
塑像の後ろには『諸葛亮』の活躍が描かれていますね。

そして奥の建物に入ると…

蜀漢丞相『諸葛亮』がいます。

左側には孫「諸葛尚」、右側には息子「諸葛瞻」が。

この『丞相祠』(写真左)、隣には『関帝廟』が併設されていました
サイト(日本)でも、ここに『関帝廟』がある…とは紹介してなかったですからね。

『宜賓関帝廟』とでも名付けておきましょうか。

中央の『関羽』の塑像です。

左右はお馴染みの「周倉」と「関平」ね。

しかし『丞相祠』が「入場料2元」で、しかも『関帝廟』まで見られるなんて。
「10元」以上出しても見る価値ありですよ。(それでも安い
『宜賓関帝廟』を出て、この「江北公園」内の、もう一つの「三国史跡」である『孔明井』を目指します。
その途中には「神」を祀る祠がありましたが、ちょっと覗いて「三国志関連じゃない」と分かると素通りです。

それじゃ、また続きは「後編」でお楽しみください。
たくさん写真を載せて紹介したいんでね…



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