
今日は三崎に「チャッキラコ」を観に行って来ました。

何スか、それ?…って思うでしょうが、ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財に登録されている伝統ある奉納「舞」?なのです。

毎年1月15日に舞が奉納されるんだけど、今年は運良く?日曜に当たったんで…コレを知って2、3年経ってたけど、初めて観に来れたのよ。

俺は10:30~「海南神社」での奉納を観ようと思ってたので、家を8時前に出て…京急で「三崎口」へ



9:00ごろ「海南神社」に着きました。



三浦一族の祈願所であり、「三浦義明」は源頼朝の挙兵をこの神社で占ったといいます…平氏を打倒し鎌倉幕府を開いた頼朝が寄進した大銀杏がある三浦半島の総鎮守です。

境内の詳細は去年3月にレポートしてるんでコチラをどうぞ。


納沙幸子「なんか…もう15日なのに晴れ着っておかしくないですか?」
宗谷ましろ「まぁ確かにそうなんだが…ココは三浦の総鎮守だし、今日のチャッキラコは海上安全の願いも込められているからな」

準備中だけど、このパイプ椅子って来賓者用かと思ったら一般用でさ…まぁ俺のような年齢の者は座ってなかったけどね。



10:25ごろ、舞子さんたちの入場です。



まずは「拝殿」前での奉納(舞)が行われました。

では「チャッキラコ」について説明しましょう。

三崎の下町、花暮と仲崎地区に伝わる女性だけの小正月の行事です。
4、5才から12才までの踊り手の少女達と、母親や祖母による唄い手から成り、昔は少女から娘になると踊り手をやめたと云われています。
楽器を使わず、素唄に合わせて、揃いの着物を着た少女達が、扇やチャッキラコを持って舞います。
「初ついせ」「よささ節」「鎌倉節」は扇を右手に、「二本踊り」は扇を両手に、「お伊勢参り」は扇を閉じて両手に持って輪になって、「チャッキラコ」はチャッキラコと呼ばれる綾竹を両手に持って踊ります。
毎年1月15日、家内安全、商売繁盛、大漁祈願、海上安全などの願いを込めて本宮(花暮区)に奉納…その後、海南神社、花暮と仲崎の竜神様に舞を奉納し、午後からは商店などの家々で踊ります。

その昔「源頼朝」が三崎に来遊(桜の御所、椿の御所、桃の御所)した際、海辺で磯取りをしていた母子に踊りを所望したところ…「私は年老いているので、代わりに娘に踊らせましょう」と、竹藪から小竹を切って娘に持たせ、母親が唄って娘に踊らせたという「綾竹」。
また、海南神社の祭神「藤原資盈」公の奥方「盈渡姫」が村の娘たちに教えた「扇」…といわれる伝説があります。



「拝殿」前での奉納が終わり、参道に舞子さんたちが下りて来ました。



三浦市長が挨拶してました。



そして参道でも舞が披露されました…手に持つちょっと派手なのが「チャッキラコ(綾竹)」かな?



コレは扇を右手に持つ舞だね。



そうそう、今日は3割の子がインフル?で参加できなかったらしいよ。



コレが「チャッキラコ」でしょ?



コレが扇を両手に持って舞う「二本踊り」かな。



新入りでない限り、もう数年(年に1回?だろうけど)やってるんだよね…ベテラン?だと5年以上になるんだな。



コレは扇を閉じて両手に持ち、輪になって舞う「お伊勢参り」だね。



ユネスコ無形文化遺産にも登録されているけど、こういう伝統をずっと残してもらいたいですな。



今日は超寒かったから…この後、夕方まで奉納(舞)する“チャッキラ子”ちゃんたちは大変だ…風邪ひかないでね。



参道での舞いも終わり、記念撮影していました。



今日のNo.1美少女です。

11:20すぎ「海南神社」を出ました。



スゲェな…カブト売ってるの?


ヴィルヘルミーナ「ココが三崎漁港じゃな」

岬明乃「マグロのお店がいっぱいあるね~」


納沙幸子「カリフォルニア?…じゃないですね」
帰り、汐入のイオンに買い物しに行きました。



今日は「いずも」じゃなくて「てるづき(DD-116)」がいたよ。

また近場で伝統的な行事や祭り等があれば観に行って紹介したいと思います。

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