8月5日(金)1/2
あ~ぁ、今日も雨かよぉ…俺は“晴れ男”だと思ってたのになぁ。
今日も朝食に「油条」を買いに行き、部屋で食べてから出発しました。
出掛けにフロントであと2日延泊させてもらい、9:00すぎに「西安站」に着きました。
今日の目的地は郊外の「臨潼区」でーす。
そこには「兵馬俑」「秦始皇帝陵」「華清池」「鴻門宴遺址」などがあるんです。
一番の目的は今回初めて行く「鴻門宴遺址」で、あとは2度目となる「兵馬俑」、前回(2007年5月3日)入らなかった「華清池」に行ければいいかな…って感じです。
「西安站」前から「遊5(306)バス」という「臨潼区」方面の観光地に行くバスが出てるんだけど、旅行社のバスもその辺りから多く出てるんで「兵馬俑に行くよ~」って声を掛けられて乗ってしまうと、それは日帰り観光周遊バスなんで高くつくよ。
俺は別にツアーみたいのに参加せずとも1人で行けるんで、「遊5バス」に並んで乗りました。
9:30ごろバスは発車しました。
女性の車掌が料金を回収に来ますが、この車掌が言うには始め「華清池」に行ってから「兵馬俑」に行って、帰りは「兵馬俑」から乗って「西安」に帰った方がいいと。
つまり「兵馬俑」よりも「西安」寄りの「華清池」から帰りのバスに乗ろうとすると、「兵馬俑」から乗って来た乗客で満員になってて乗れない可能性もあるからだそうです。
なので、車掌の言うとおり「華清池」を最初に見ることにしました。
10:15「華清池」に着きました。(入場料70元)
「華清池」は、西安の北東約30km、標高1,256mの「驪山」の麓に抱かれるようにあります。
これは「唐華清宮梨園遺址」です。
「玄宗皇帝」と「楊貴妃」が歌舞を教練した所だそうです。
古く三千年前の西周時代から「驪山」を源泉とする温泉地で、秦の「始皇帝」を始め歴代皇帝の保養地として利用されてきました。
唐代の「玄宗皇帝」は747年、この温泉地に宮殿式建築の豪奢な湯殿を建て「華清宮」と名付けました。
そして、ここを舞台に絶世の美女といわれる「楊貴妃」との享楽生活にふけったのです。
「楊貴妃」は16歳の時、美人(官名)に選ばれて宮殿に入り、玄宗の子「寿王」の妃となりましたが、740年10月「玄宗皇帝」が「華清宮」への行幸中に召し出されました。
美人で聡明な「楊貴妃」は「玄宗皇帝」の寵愛を一身に集め、745年に皇后に次ぐ高位「貴妃」となったのです。
「楊貴妃」像がある所には写真を撮るために次々と人民が押し寄せて来ます。
オッパイ触ってるヤツもいるぞー
ここは観光地として各地からツアー客が来るんでね…像だけ写真に撮るのはムリですね。
今でも温泉が湧き出してるんでしょうか?
この建物の中は…
浴場の跡?
こっちも。
とにかく敷地は広いんだけど…あまり見てて面白くないです。
10:45「華清池」を出ました。
次は再び「遊5バス」に乗って「兵馬俑」に行きたいんだけど…方向がどっちなんだか分からないぞ。
近くにいた警備員にどっち側のバス停で待てばいいのか教えてもらい、11:00「遊5バス」に乗りました。
11:20終点「兵馬俑」で下車したんだけど、ここって入口まで歩くんだよね…
途中にはお土産屋がたくさんあります。
でも、どこも似たり寄ったり…
これは2008年「北京オリンピック」、2010年「上海万博」に次いで、2011年今開催中の「世界園芸博覧会」(マイナーだね)のキャラ「長安花」です。
コスプレ写真館もありますね。
こんな所に百貨店でも造るのかなぁ?この辺りって掘れば何か出て来そうな気がするよ。
これは馬の像ですね。
11:35「兵馬俑坑博物館」入口に着いたんだけど…思い出したよ、ここ入場券を買うの入口じゃないんだよ…
前に来た時もウマと一緒にまた下まで入場券買いに戻ったんだもん。
あ…ウマだ。
また10分くらい歩いて下まで行かなきゃならないのか…この「遊5バス」などの駐車場(昇降場)って入場券売場の反対側なんで思わず見落としてしまうってか、普通入口付近に入場券売場があるという固定概念があるからね。
近くにいる電動カートの運転手に「ここにはチケット売場無いの?買って来るの忘れた」って言ったら、「門でも買えるよ」って。
そんな売場なんてあったかな?って思って門の付近にいたオッさんに聞いたら、「あるよ」って…そういうことかぁ。
110元(値上がった?)の入場券だけど、120元だと…要するにダフ屋みたいなモンかぁ。
俺みたいに買い忘れて門まで来ちゃうヤツがいるんだろうね…
この入場券、帰ってからよく見たら「秦始皇帝陵博物院(兵馬俑+始皇帝陵)」で110元になったの?
また下りて戻って来るだけで20分以上掛かるし、暑いからイヤだ…ってことで、ダフ屋から入場券を買って、11:45中に入りました。
入ると、さらにまた手荷物検査のゲートがありました。
まず「1号坑」から見学しました。
この「1号坑」がメインだからね。
ここに来るのも2回目だけど、やっぱ圧倒されるなぁ。
20世紀最大の発見といわれたこの「兵馬俑坑」は、1974年の春、西安郊外に住んでいた楊志発さん達農民が干ばつが続いたため農耕用の水を引くために井戸を掘っていたところ、見慣れない俑の一部(頭部)が出土したのが始まりです。
「兵馬俑坑」は、秦の「始皇帝陵」の東1.5kmの場所で発掘された陪葬坑です。
この「1号坑」は、幅60m、長さ210mもあります。
内部は深さ5~6m、幅4mほどの坑道が6本並び、その中に兵士や馬の俑が整然と並んでいます。
ここには全部で8千体の俑があると推定されていますが、これまでに発掘済みのものはまだ約2千体だそうです。
これらはいずれもほぼ実寸大で、一つ一つがモデルとなった実在の人物に似せて作られたモノなんです。
2000年以上も昔のモノにも関わらず、実に高い技術で俑が作られているんですね。
後方から正面を撮ったんだけど、もう観光客がいっぱいで場所を取るのが大変だよ。
現在も博物館が閉館したあとの夜に発掘作業や修復作業が進められていて、この「1号坑」の後方ではその様子を見ることが出来ます。
発掘された俑は空気に触れた瞬間から劣化や脱色が始まるため、慎重に保存対策をしながら作業が進められているんだそうです。
去年の年末だったかな?2600年前のスープや酒がやっぱりこの付近の墓陵から発見されたらしいんです…スゲェ~
次は「三号坑」に入りました。
「三号坑」は見ても見なくてもいいくらい…
「四号坑」まで発見されてるんだけど、空洞だったようです。
なぜか暗いから写真もこんな感じになっちゃいました。
次は「二号坑」に入りました。
もう「二号坑」あたりからヤル気無くしちゃったのかなぁ?
こっちも「一号坑」と比べちゃうと数も全然少ないし、つまらないね。
こうやって近くで見るとホントに精巧なのが分かるね。
最後に「陳列館」に入りました。
一部をご紹介します。
そういや「銅馬車」を今回も見なかったな…
首無しばかり…
これは武具ですね。
13:25「兵馬俑」を出ました。
これが入場券売場です。
この「始皇帝」像の裏側に売場があります…
さて、次は「鴻門宴遺址」に行くんだけど、その模様は続編でお楽しみください。
あ~ぁ、今日も雨かよぉ…俺は“晴れ男”だと思ってたのになぁ。
今日も朝食に「油条」を買いに行き、部屋で食べてから出発しました。
出掛けにフロントであと2日延泊させてもらい、9:00すぎに「西安站」に着きました。
今日の目的地は郊外の「臨潼区」でーす。
そこには「兵馬俑」「秦始皇帝陵」「華清池」「鴻門宴遺址」などがあるんです。
一番の目的は今回初めて行く「鴻門宴遺址」で、あとは2度目となる「兵馬俑」、前回(2007年5月3日)入らなかった「華清池」に行ければいいかな…って感じです。
「西安站」前から「遊5(306)バス」という「臨潼区」方面の観光地に行くバスが出てるんだけど、旅行社のバスもその辺りから多く出てるんで「兵馬俑に行くよ~」って声を掛けられて乗ってしまうと、それは日帰り観光周遊バスなんで高くつくよ。
俺は別にツアーみたいのに参加せずとも1人で行けるんで、「遊5バス」に並んで乗りました。
9:30ごろバスは発車しました。
女性の車掌が料金を回収に来ますが、この車掌が言うには始め「華清池」に行ってから「兵馬俑」に行って、帰りは「兵馬俑」から乗って「西安」に帰った方がいいと。
つまり「兵馬俑」よりも「西安」寄りの「華清池」から帰りのバスに乗ろうとすると、「兵馬俑」から乗って来た乗客で満員になってて乗れない可能性もあるからだそうです。
なので、車掌の言うとおり「華清池」を最初に見ることにしました。
10:15「華清池」に着きました。(入場料70元)
「華清池」は、西安の北東約30km、標高1,256mの「驪山」の麓に抱かれるようにあります。
これは「唐華清宮梨園遺址」です。
「玄宗皇帝」と「楊貴妃」が歌舞を教練した所だそうです。
古く三千年前の西周時代から「驪山」を源泉とする温泉地で、秦の「始皇帝」を始め歴代皇帝の保養地として利用されてきました。
唐代の「玄宗皇帝」は747年、この温泉地に宮殿式建築の豪奢な湯殿を建て「華清宮」と名付けました。
そして、ここを舞台に絶世の美女といわれる「楊貴妃」との享楽生活にふけったのです。
「楊貴妃」は16歳の時、美人(官名)に選ばれて宮殿に入り、玄宗の子「寿王」の妃となりましたが、740年10月「玄宗皇帝」が「華清宮」への行幸中に召し出されました。
美人で聡明な「楊貴妃」は「玄宗皇帝」の寵愛を一身に集め、745年に皇后に次ぐ高位「貴妃」となったのです。
「楊貴妃」像がある所には写真を撮るために次々と人民が押し寄せて来ます。
オッパイ触ってるヤツもいるぞー
ここは観光地として各地からツアー客が来るんでね…像だけ写真に撮るのはムリですね。
今でも温泉が湧き出してるんでしょうか?
この建物の中は…
浴場の跡?
こっちも。
とにかく敷地は広いんだけど…あまり見てて面白くないです。
10:45「華清池」を出ました。
次は再び「遊5バス」に乗って「兵馬俑」に行きたいんだけど…方向がどっちなんだか分からないぞ。
近くにいた警備員にどっち側のバス停で待てばいいのか教えてもらい、11:00「遊5バス」に乗りました。
11:20終点「兵馬俑」で下車したんだけど、ここって入口まで歩くんだよね…
途中にはお土産屋がたくさんあります。
でも、どこも似たり寄ったり…
これは2008年「北京オリンピック」、2010年「上海万博」に次いで、2011年今開催中の「世界園芸博覧会」(マイナーだね)のキャラ「長安花」です。
コスプレ写真館もありますね。
こんな所に百貨店でも造るのかなぁ?この辺りって掘れば何か出て来そうな気がするよ。
これは馬の像ですね。
11:35「兵馬俑坑博物館」入口に着いたんだけど…思い出したよ、ここ入場券を買うの入口じゃないんだよ…
前に来た時もウマと一緒にまた下まで入場券買いに戻ったんだもん。
あ…ウマだ。
また10分くらい歩いて下まで行かなきゃならないのか…この「遊5バス」などの駐車場(昇降場)って入場券売場の反対側なんで思わず見落としてしまうってか、普通入口付近に入場券売場があるという固定概念があるからね。
近くにいる電動カートの運転手に「ここにはチケット売場無いの?買って来るの忘れた」って言ったら、「門でも買えるよ」って。
そんな売場なんてあったかな?って思って門の付近にいたオッさんに聞いたら、「あるよ」って…そういうことかぁ。
110元(値上がった?)の入場券だけど、120元だと…要するにダフ屋みたいなモンかぁ。
俺みたいに買い忘れて門まで来ちゃうヤツがいるんだろうね…
この入場券、帰ってからよく見たら「秦始皇帝陵博物院(兵馬俑+始皇帝陵)」で110元になったの?
また下りて戻って来るだけで20分以上掛かるし、暑いからイヤだ…ってことで、ダフ屋から入場券を買って、11:45中に入りました。
入ると、さらにまた手荷物検査のゲートがありました。
まず「1号坑」から見学しました。
この「1号坑」がメインだからね。
ここに来るのも2回目だけど、やっぱ圧倒されるなぁ。
20世紀最大の発見といわれたこの「兵馬俑坑」は、1974年の春、西安郊外に住んでいた楊志発さん達農民が干ばつが続いたため農耕用の水を引くために井戸を掘っていたところ、見慣れない俑の一部(頭部)が出土したのが始まりです。
「兵馬俑坑」は、秦の「始皇帝陵」の東1.5kmの場所で発掘された陪葬坑です。
この「1号坑」は、幅60m、長さ210mもあります。
内部は深さ5~6m、幅4mほどの坑道が6本並び、その中に兵士や馬の俑が整然と並んでいます。
ここには全部で8千体の俑があると推定されていますが、これまでに発掘済みのものはまだ約2千体だそうです。
これらはいずれもほぼ実寸大で、一つ一つがモデルとなった実在の人物に似せて作られたモノなんです。
2000年以上も昔のモノにも関わらず、実に高い技術で俑が作られているんですね。
後方から正面を撮ったんだけど、もう観光客がいっぱいで場所を取るのが大変だよ。
現在も博物館が閉館したあとの夜に発掘作業や修復作業が進められていて、この「1号坑」の後方ではその様子を見ることが出来ます。
発掘された俑は空気に触れた瞬間から劣化や脱色が始まるため、慎重に保存対策をしながら作業が進められているんだそうです。
去年の年末だったかな?2600年前のスープや酒がやっぱりこの付近の墓陵から発見されたらしいんです…スゲェ~
次は「三号坑」に入りました。
「三号坑」は見ても見なくてもいいくらい…
「四号坑」まで発見されてるんだけど、空洞だったようです。
なぜか暗いから写真もこんな感じになっちゃいました。
次は「二号坑」に入りました。
もう「二号坑」あたりからヤル気無くしちゃったのかなぁ?
こっちも「一号坑」と比べちゃうと数も全然少ないし、つまらないね。
こうやって近くで見るとホントに精巧なのが分かるね。
最後に「陳列館」に入りました。
一部をご紹介します。
そういや「銅馬車」を今回も見なかったな…
首無しばかり…
これは武具ですね。
13:25「兵馬俑」を出ました。
これが入場券売場です。
この「始皇帝」像の裏側に売場があります…
さて、次は「鴻門宴遺址」に行くんだけど、その模様は続編でお楽しみください。
教科書で見たモノとか、ほんと心おどります。
グッヅを求めたらもう止まらないですが、写真はなによりの思い出ですよね^▽^